サクラメント・キングスのバディ・ヒールドがルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)からの電話に応答することを拒否していると、『The Athletic』のジェイソン・ジョーンズ記者が伝えています。
昨季のヒールドは82試合全てに先発出場し、平均20.9得点、5.0リバウンド、フィールドゴール成功率 45.8%、3ポイントシュート成功率 42.7%を記録しました。
しかし、ウォルトンHC就任1年目となった今季のヒールドは、72試合中28試合をベンチから起用され、平均19.2得点、4.6リバウンド、フィールドゴール成功率 42.9%、3ポイントシュート成功率 39.4%と、全体的に成績を落とす結果に終わりました。
ヒールドがウォルトンHCに対して厳しい態度を取っているのは、今回が初めてではありません。
昨年12月下旬にはヒューストン・ロケッツ戦やミネソタ・ティンバーウルブズ戦で第4クォーターの出場時間を大幅に削られ、ヒールドは「選手を信頼していない」「(自分が出場していれば)勝てた試合だった」と不満をあらわにしていました。
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バディ・ヒールドがキングスに不満「彼らは選手を信頼していない」
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また、ヒールドは自身がシックスマンとして起用されることに不満を抱いている可能性もあります。
『The Sacramento Bee』のジェイソン・アンダーソン記者によれば、今年8月のキングスのシーズン最終戦が終わった後、ヒールドは自身の役割とともにキングスと前進できるとのかという質問に対し、明確な回答を避けていました。
ヒールドは昨年10月にチームと4年間の契約延長を結んでいるため、彼がチームを去る場合はトレードという形しか望むことができません。
ジョーンズ記者によれば、ヒールドはフィラデルフィア・76ersへの移籍に関心を抱いているようで、最近のドック・リバースが76ersのヘッドコーチに就任したツイッターの投稿に対しても「いいね」をしたことが話題となっています。
ただし、キングスはヒールドをチームの中で満足させようと試みる可能性もあります。
ジョーンズ記者は、ヒールドが2016-17シーズンにニューオーリンズ・ペリカンズでプレイしていた時に指揮官を務めていたアルビン・ジェントリーを、キングスのアシスタントコーチとして雇用することに関心を抱いていると伝えています。
ジェントリーは今年8月にペリカンズがプレイオフ進出を逃した後に、ヘッドコーチを解任されました。
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