マイアミ・ヒートはロサンゼルス・レイカーズとのNBAファイナルで最初の2試合に敗れましたが、ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)はまだ自分たちが不利な状況に置かれているとは考えていません。
「他人がどう思おうと気にしない。勝利のために必要なことは何でもやる。単純なことだ。我々のチームはしぶとく、粘り強い。相手をどうやって乗り越えるか考えるだけのことだ」
ESPN
ヒートは10月2日(日本時間3日)に行われた第2戦を、首を痛めたバム・アデバヨと、左足底筋膜の断裂を負ったゴラン・ドラギッチが欠場した中で戦いました。
スポールストラHCは試合前、両者が第2戦の出場を希望したものの、健康を第一に考えて出場を認めなかったことを明かしています。
「この24時間はヘッドコーチだけでなく、親の役割も果たさなければならなかった。…彼らはプレイする準備をしていたから、最終的に出場させない決断を下す必要があった」
ESPN
ヒートは第2戦でも第2クォーター以降に追いつくことができなかったものの、最大32点差をつけられた第1戦に比べれば、勝利の希望は第4クォーターまで残っていました。
スポールストラHCは第2戦の敗北も糧になると信じています。
「我々は何かを成し遂げようとしているが、そのためには別のレベルに到達する必要がある。今夜の競争力は多くの部分で良かったが、別のレベルに到達することができれば、最終的には勝利のチャンスもあったと思う。この敗戦は、別のレベルに到達する方法を学ぶプロセスの一部さ」
Fox Sports Florida and Sun
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、アデバヨは第3戦で復帰する見込みがあると伝えられています。
ここまでの2試合のプロセスが、第3戦で結果に繋がることを期待しましょう。
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