アンソニー・エドワーズが全体1位で指名されなければ、ウォリアーズがエドワーズを指名する?

2020年のNBAドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズに注目が集まるのは、当然のことでしょう。

全体2位指名権という非常に大きな資産を持ちながら、来季に競争力を取り戻すことが分かっているケースは珍しいためです。

そして、今年のドラフトには明確なスターと呼べる選手が居ないことから、ウォリアーズには多くの選択肢があります。

そんな中で『San Francisco Chronicle』はウォリアーズの最新の情報について、彼らがジョージア大のガードであるアンソニー・エドワーズの指名に関心を持っていることを報じました。

ウォリアーズは、エドワーズが適切な状況下でフランチャイズの顔となり、オールスターの常連になることができると考えています。ミネソタ(ティンバーウルブズ)が全体1位で彼を指名しなかった場合、ゴールデンステイトが全体2位でエドワーズを指名する可能性は高いでしょう。

最近、ゴールデンステイトがエドワーズの活躍を目の当たりにした後、同席していたリーグ関係者は『San Francisco Chronicle』に対し、「彼には学ぶべきことがまだ多く残されているが、非常に才能のある選手。彼はスーパースター級の選手に見られるような多くの武器を持っている。個人的には、彼が偉大な選手になることに賭けてみたい」と語りました。

San Francisco Chronicle

エドワーズはNBAでも通用する武器を多く備えたアスリートで、元イライワ・ホークス(NBL)のラメロ・ボールや、メンフィス大のジェームズ・ワイズマンと並んで、今年のドラフトの全体1位指名に値する才能を持った選手の一人として評価されています。

ただ、大学で過ごした1年間の平均19.1得点、フィールドゴール成功率 40.2%、3ポイントシュート成功率 29.4%という成績と、勝利への献身的な姿勢に関しては懸念があります。

また、先述したようにウォリアーズには多くの選択肢があり、エドワーズを指名することも様々な憶測の一つに過ぎません。

2週間前、『The Athletic』のイーサン・ストラウス記者は、ウォリアーズがユーロリーグ出身のデニ・アブディヤに”感銘”を受けたことを報じ、最近では『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が、ウォリアーズはドラフト指名権のトレードに積極的なチームであると指摘しました。

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エドワーズに関してさえ、複数の矛盾した報道があります。

例えば、ドラフト抽選前の時点では、ウォリアーズが全体1位指名権を獲得すればエドワーズの指名を確実視していると報じられましたが、9月の時点では、ウォリアーズがエドワーズの貢献度について懸念しているチームの一つとして挙げられるようになりました。

要約すれば、ウォリアーズが何を起こそうとしているのは依然として不明であるため、彼らの情報には引き続き目を光らせておく必要があるとともに、よほどの情報源でない限り過信しすぎるのも禁物であるということです。

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