サンアントニオ・スパーズのベテランフォワードのデマー・デローザンは、2020年のNBAドラフトでスパーズに全体11位で指名されたフロリダ州立大のガード、デビン・バッセルの姿勢に感銘を受けています。
『San Antonio Express News』のジェフ・マクドナルド記者によると、デローザンはバッセルが何度も自身の元へ尋ねてきたことを明かし、彼の学習意欲を称賛しました。
「練習中に彼は僕のところに来て、何度も質問してくるんだ。若い選手がベテラン選手のところに来て、何が悪いのか、何が改善できるのかといったことを尋ねることができるのは大きなことだよ」
バッセルは2019-20シーズンのフロリダ州立大の成功に欠かせなかった選手であり、得点(12.7)とリバウンド(5.1)でチームをリードしました。オフェンス面では広いシュートレンジを持っており、ディフェンス面では選手のサイズを問わずに守るスキルと経験を持った、まさに攻守で貢献することができる選手です。
バッセルは12月13日(日本時間14日)に行われたオクラホマシティ・サンダーとのプレシーズン初戦でデビューを果たし、24分の出場で12得点、6リバウンド、2アシスト、3スティール、1ブロックを記録しました。スパーズはデローザンだけでなくラマーカス・オルドリッジ、ルディ・ゲイ、パティ・ミルズといったベテランの選手が豊富なため、バッセルは1年目から多くを学ぶことができるでしょう。
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2020年のオフシーズンにおける各チームの動きを評価【サウスウェスト編】