ニューオーリンズ・ペリカンズはアンソニー・デイビスのトレード先を見つけるために、本格的に着手するかもしれません。
『Stadium and The Athletic』のシャムス・シャラニア氏によれば、先週デイビスとペリカンズのバスケットボール運営部のエグゼクティブ・バイスプレジデントであるデイビッド・グリフィン氏は、1月に起きたデイビスのトレードの要求について話し合ったようです。
当初、グリフィン氏はデイビスを残留させることに自信を持っていましたが、チームが全体1位指名権を獲得しても一向に考えを変えないデイビスに、チーム側が折れる形となりました。
また『The Athletic』のリポートによると、”ライバルチームのエグゼクティブ”は、トレード先としてボストン・セルティックスやブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、ニューヨーク・ニックスを挙げているようです。
今年3月、デイビスはロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズと共に『HBO』の「The Shop」に出演し、トレードの要求や、自身のキャリアのコントロールの仕方について言及しました。
「今、俺はキャリアを成功させ、言いたいことを言い、やりたいことをする機会がある。みんなは俺に、”お前は成長している。お前のビジネスやキャリアに対処する時間だ”と言っているんだ。だから今、俺は選手として、自分自身のCEO(最高責任者)として、力を持っている。やりたいことをやり、誰かに言わわれてやるのではないんだ。」
今年のドラフトで、ペリカンズはおそらくザイオン・ウィリアムソンを指名するため、デイビスとウィリアムソンのデュオはペリカンズの希望のようにも見えましたが、それが叶うことは無さそうです。
しかし、デイビスは26歳という若さでありながら、オールNBA1stチームに3回選出されるほどの選手であるため、きっとペリカンズはトレードで素晴らしい対価を得られることでしょう。