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パトリック・ベバリーが複数チームと交渉予定、最有力な移籍先はブルズ?

ロサンゼルス・クリッパーズのポイントガードであるパトリック・ベバリーは、今夏に無制限フリーエージェントとなります。

そして、30歳の彼がクリッパーズに戻ってくる可能性は低いのかもしれません。

先日、『Sporting News』のショーン・デベニー氏は、ベバリーが今後2週間のうちに、クリッパーズに会う前に異なる最大5つのチームと会う予定があることを報告しました。

デベニー氏は、ベバリーは特にロサンゼルス・レイカーズとシカゴ・ブルズにとって”実用的”なターゲットであり、”必ずしもクリッパーズからのオファーを待つ必要は無い”とも指摘しています。



クリッパーズはこの夏、おそらく大物フリーエージェントとの契約に焦点を当てているため、その間にベバリーと契約の話が進むことはないでしょう。

デベニー氏は付け加えて、ベバリーがシカゴの出身であることから、ブルズへの移籍について注目しています。

『Chicago Tribune』のKC・ジョンソン氏によれば、ベバリーは次のように語っていました。

「俺はシカゴの人間だ。シカゴ出身なんだ。シカゴで血を流したんだ。俺は本気で街を助けられると思う。本気で街を救えると思うよ。俺はすでに胸を躍らせている。」

「もちろん興味のあるチームなら、俺はシカゴ・ブルズでプレイすることを喜んで受け入れる。同時に、どんな決断を下したとしても、それは私的なものじゃない。これは常にビジネスなんだ。自身と家族のために、正しい決断をしなければならないんだ」

ベバリーは、かつてヒューストン・ロケッツでプレイしていた際のアシスタントコーチであったロイ・ロジャース氏が、ブルズのアシスタントコーチになることにも注目しました。

ブルズは、ラウリ・マルッカネン、ウェンデル・カーターJr.、オットー・ポーターJr.、ザック・ラビーンといった若い中心選手を多く持っています。

ベテランのベバリーが彼らを率いるのはもちろんのこと、それはブルズの将来の成功に繋がるかもしれません。

2018-19シーズンは1試合あたり平均7.6得点、3.8アシストに終わりましたが、彼のリーダーシップや卓越した守備は、数字以上の影響力を与えることも事実です。

今年のプレイオフではゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントを執拗なディフェンスで苦しめ、2つの勝利に大きく貢献しました。

ベバリーのようなハッスルやメンタリティの持ち主は、今のリーグにはそう居ない逸材でしょう。

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