NCAA(全米大学体育協会)が定めた、学生アスリートのプロ入りに関する新たなルールが、波紋を呼んでいるようです。
そのルールとは、学生アスリートがプロを目指してドラフトを希望する際に、助言を求めることが出来る代理人を制限するというもので、基準を満たしていない代理人は学生アスリートへの助言が不可能になりました。
『CBS Sports』のジョン・ロススタイン氏によれば、代理人が満たすべき基準は以下の3つです。
- ”学士号”を取得していること(大学を卒業していること)
- NBPA(NBA選手労働組合)において、最低3年連続で代理人の資格を持っていること
- インディアナポリスのNCAAのオフィスで直接試験を受けること
ここで問題となったのは、NBA随一の代理人であるリッチ・ポール氏が”学士号”を取得していないため、学生アスリートへの助言が出来なくなるということです。
リッチ・ポール氏はレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビス、ドレイモンド・グリーン、ベン・シモンズなどの代理人を務める、まさにリーグを代表するような人物です。
NCAAは、学生アスリートへの教育的な部分でも指導ができるように、学士号の取得を定めたようですが、スポーツの観点において本当に優れた代理人を除外することは、スポーツファンが黙っていません。
特にレブロンはTwitter上で、「狂っていて恐ろしい」とNCAAを非難するツイートも残しています。
🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣 Can’t Stop, Won’t Stop! They BIG MAD 😡 and Scared 😱. Nothing will stop this movement and culture over here. Sorry! Not sorry. 😁✌🏾
— LeBron James (@KingJames) August 6, 2019
また、このルールは教育的な面以外での理由が考えられないことから、即座に”リッチ・ポール・ルール”と名付けられました。
— LeBron James (@KingJames) August 6, 2019
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