ポートランド・トレイルブレイザーズのセンターであるユスフ・ヌルキッチは、昨年3月に負った深刻な足の怪我からの復帰に向けて前進しています。
『The Athletic』のジェイソン・クイック氏は、ヌルキッチは水曜日の練習にフル参加し、5-on-5のスクリメージも行ったと伝えました。
またクイック氏によれば、ブレイザーズのテリー・ストッツ・ヘッドコーチはヌルキッチに練習参加について、次のようにコメントしています。
「(練習へのフル参加は)大きな出来事だが、彼の進捗の一部に過ぎない」
最近のシーズンでブレイザーズが成功してきた理由の一つには、25歳のヌルキッチの存在もあったでしょう。
昨シーズンは、3月25日のブルックリン・ネッツ戦で左脛骨と腓骨の複雑骨折を負うまで、平均15.6得点、10.4リバウンド、3.2アシスト、1.4ブロックを記録していました。
しかし、彼の不在で開幕した今シーズンのブレイザーズは、19勝26敗でウェスタン・カンファレンス10位と例年以上に苦戦しています。
昨年の夏にヒートからブレイザーズへ移籍したセンターのハッサン・ホワイトサイドが、平均15.5得点、14.1リバウンド、3.0ブロックと堅実なパフォーマンスを残しているだけに、ヌルキッチの復帰時期次第では、プレイオフ争いでより優位に立てる期待も持てるでしょう。
クイック氏によれば、ヌルキッチの復帰に関する具体的な日付は決まっていません。
ただ、最新のリポートでは、2月に開催されるオールスター前後での復帰を焦点に当てていると伝えられています。
いずれにせよ、ブレイザーズの主力センターの近づく復帰が、成績やモチベーションを向上させる大きな火種となることに期待しましょう。
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