オールスターブレイク明けの最初の試合を迎えたロサンゼルス・クリッパーズは、まだ休暇の感覚が残っているようでした。
2月22日(日本時間23日)のサクラメント・キングス戦では、第1クォーターに24本中20本のショットを外して13得点に終わり、最終的に112-103で敗れました。
この日の敗戦でクリッパーズは3連敗となり、これはチームの今シーズン最長の連敗記録となっています。
『ESPN』のオーム・ヤングミスク記者によれば、クリッパーズのカワイ・レナードは試合後、チームがプレイできる準備が整っていないことに警鐘を鳴らし、「今こそ」チームが健康になって戦うべきだと語りました。
「今がその時だ。もっと良くならないと。戦い続けるしかないんだ。適切なチームが適切な時期にピークに到達するはずが、僕たちはまだそこに到達できていないと思う。近づいているようには感じるけど、健康な選手が必要だ」
キングス戦ではポール・ジョージ(ハムストリング)と、パトリック・ベバリー(鼠径部)が欠場し、最近加入したレジー・ジャクソン、マーカス・モリスがその穴を埋めました。
しかしレナードは、チーム全体が健康になり、ケミストリーを構築してプレイオフへ進むまでに、残り26試合しか無いことを知っています。
また、ロサンゼルス・レイカーズには2度勝利できる一方で、手負いの状態とはいえキングスには約3週間で2度も敗れています。
この日のキングス戦では、第4クォーター残り7分51秒の時点で3点差まで追い上げたものの、その後11本中10本のショットを外して6分間で2得点と、第1クォーターと似たような形で試合を終えることになりました。
こうした一貫性の無さを残り26試合で改善していかなければ、プレイオフではそれが仇になってしまう可能性もあるでしょう。
一方でクリッパーズのルー・ウィリアムズは、チームの3連敗について「心配ない」と語ります。
[kanren postid="17627"]「僕たちは構築し続けている。このグループではないけど、誰もが3連敗を経験している。そして、順位に関してもまだ良い位置に居ると思う。いくつかの問題も解決しているから、心配する必要は無いよ。ただ、次に改善することを見つけないとね」