アトランタ・ホークスのスターであるトレイ・ヤングは、ただバスケットボールで相手を打ち負かすだけではありません。
ヤングはバスケットボール選手であると同時にエンターテイナーでもあり、時には特徴的なムーブとして知られる”相手のディフェンダーの股を通すドリブル”で、ファンを魅了することもあります。
そして、そのムーブは2月29日(日本時間30日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦でも、ベテランのトレバー・アリーザに対して仕掛けられました。
ヤングが優れたボールハンドラーであるならば、アリーザは優れたディフェンダーであり、互いに負けられないというプライドもあったかもしれません。
そのためか、アリーザは股抜きをされた瞬間にヤングを突き飛ばしてしまいました。
Trevor Ariza wasn't trying to get nutmegged by Trae 😳 pic.twitter.com/71eu7azWNO
— Bleacher Report (@BleacherReport) March 1, 2020
当然ながら、これはアリーザの悪質なプレイと判定され、彼はフラグラント1のファウルをコールされています。
試合後、アリーザはヤングを引き止めて和解したように見えましたが、アリーザがヤングを強引に引き込んだようにも見えました。
No hard feelings pic.twitter.com/ZDo9Lh3EFP
— Portland Trail Blazers (@trailblazers) March 1, 2020
『ESPN』によれば、アリーザは試合後に記者団に対し、股抜きを仕掛けてきたヤングに伝えた言葉を明かしました。
「”二度とこんなことはしないでくれ。少なくとも俺にはな。あんな変なプレイは好きじゃないんだ”って彼に言ったよ」