サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチが時に言い放つ独特な言い回しは、新型コロナウイルスによってシーズンが中断されている今でも健在しています。
ポポビッチHCは今週、『San Antonio Food Bank』の従業員たちとの電話会談を行い、その中でポポビッチが従業員に伝えた言葉は、彼らの心に響いたようです。
ポポビッチHCの激励の言葉は、フードバンクやボランティアの軍隊がサウスサイドに住む1万世帯の人々に食料を配給した4日後に送られました。
ポポビッチHC自身もフードバンクの諮問委員会のメンバーを務めていたため、そこで働く人々が疲弊していた実情は把握していたようです。
『San Antonio Express-News』のトム・オースボーン記者によれば、『San Antonio Food Bank』の社長兼CEOのエリック・クーパーはポポビッチHCの言葉を紹介すると共に、彼への感謝についても述べました。
「とても素晴らしく、特別なものだった。彼は困難や危機を乗り越える方法について、フードバンクの従業員にいくらか話をしてくれたんだ。
彼は”我々は(生活に)大して意味のないスポーツをするエンターテイナーに過ぎないが、あなた方はコミュニティに奉仕してくれている”と言っていたよ。我々の従業員やボランティアは、彼の言葉に本当に感謝しているよ」
クーパーはまた、シーズン中断によってスパーズの試合が観られないことが残念だと付け加えました。
[kanren postid="18620,18569"]「我々は組織全体がシルバー&ブラックだ。だからスパーズの試合を観て、それについて話すことができないことを我々は嘆いているよ」