NBAのシーズン再開を反対する声の一つとして、どのチームが今シーズンに優勝しても”いわくつき”とされ、十分な称賛が得られないためという意見があり、NBAレジェンドのシャキール・オニールは実際にそう主張していました。
しかし、ロサンゼルス・レイカーズのクイン・クックの考え方は正反対です。
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『The Athletic』のブライアン・カメナツキー記者とのインタビューで、クックは今シーズンの優勝が従来よりも大きな価値を持つと主張しました。
「優勝は今までより難しいと思う。僕たちは苦しい思いをしてきたし、たとえ苦しんでいなかったとしても、自由な行動はできなかった。どのチームにもアドバンテージは無い。最近までチームの練習施設は開放されていなかったからね。
全てのチームがそうとは言えないけど、皆がコミュニケーションを取り続けていないところは、ケミストリーや仲間意識を取り戻すのが難しいかもしれない。」
今シーズンが再開されたとしても、その優勝が”いわくつき”と言われることは避けられないでしょう。
しかし、その過程で前例のない苦労をしてきたことも確かであるため、優勝の価値が大きいか小さいかに関わらずとも、優勝したチームに正当な称賛は送られるべきです。