ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンは、最近の『ESPN』のRos Gold-Onwude記者とのインタビューで、非常に興味深い比較を紹介してくれました。
グリーンは、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチが、マイケル・ジョーダンと似ていると言います。
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それは奇妙な比較のように聞こえるかもしれませんが、グリーンにはポポビッチHCとジョーダンに一致する部分があるようで、その理由について語りました。
「(ジョーダンに似ているのは)もちろんポップさ。彼は人の感情を気にしないからね。マイケル・ジョーダンに似ているとなれば、意地悪でなければならない。それは多くの人が持ち合わせていないもの。コービー(ブライアント)にはそれがあったし、(ラジョン)ロンドにもあったね。彼はそのような者の一人で、気遣いというものがないんだ」
当然、グリーンが語るのは悪い意味の「意地悪」ではなく、選手にとってポポビッチHCを満足させるのは難しいことを踏まえての「意地悪」という意味でしょう。
グリーンは2010年から2018年にかけてスパーズの一員としてポポビッチHCの指揮下でプレイし、2014年には優勝を経験しているだけに、その中での苦労もよく理解しています。
とはいえ、ポポビッチHCは厳しい面だけでなく優しい面も持ち合わせていることで知られており、スターからリザーブの選手まであらゆる人間関係を築いてきたこともまた、彼が偉大なヘッドコーチと呼ばれる理由の一つでもあります。