ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、膝に制限を設けずに練習することが許可されたと『The Athletic』のアンソニー・スレーター記者が伝えています。
トンプソンは昨年のNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、2019-20シーズンの全休が決定していました。
スレーター記者によれば、トンプソンはランニング、ジャンプ、ダンクなど、個人でできる運動はほぼ全て行っており、制限が解除されて以降は徐々に練習の強度を増やしているようです。
ただし、トンプソンが復帰する過程で行わなければならない集団での練習に関しては、新型コロナウイルスの感染を防止するために制限されているため、参加するにはまだ時間を必要とするでしょう。
ウォリアーズにとっての希望は、オーランドでのシーズン再開に含まれなかったチームのみで開催されるミニキャンプのようなものが検討されていることです。
-
シーズン再開に含まれないチームで”ミニ・サマーリーグ”の開催を検討か
続きを見る
ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、実際にミニキャンプや数試合が行われる場合、トンプソンやステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーンらも参加する必要があるかと尋ねられると、次のように答えました。
「100%必要だ。正直に言うと、我々が9ヶ月間もの休暇を余儀なくされている中で、3人のうち誰かが”いや、僕は仕事したくない”と言ってきたら、私はショックを受ける。彼らには仕事が必要だ。だから彼らも参加することになるだろう」
ウォリアーズが来シーズンに向けてどのような準備を進められるかはまだ未定ですが、少なくともトンプソンの回復がチームにとって非常にポジティブなニュースであることは間違いありません。