『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は火曜日、複数のチームがデマーカス・カズンズとの契約に関心を抱いているものの、彼は完全に健康を取り戻すために今シーズン中に復帰することはないと伝えていました。
しかし、カズンズの代理人はその報道を否定しているようです。
カズンズの復帰の真偽について、『Los Angeles Times』のタニア・ガングリ記者は次のように伝えています。
カズンズは今週、正式にNBAチームの一員になる機会を得ることができる。彼の代理人であるジェフ・シュワルツによると、彼はオーランドでシーズンを終えるためにチームと契約することについて否定していない。だが、それは彼がリハビリを続けるより、プレイした方が快適だと感じる状況でなければいけない。
カズンズは既に3度に渡って深刻な負傷を経験しており、昨年8月に負った左膝前十字靭帯断裂から1年も経過していないことを考えると、彼がこのタイミングで復帰することには疑問を隠さずにいられないでしょう。
しかし、カズンズが復帰を検討する理由も無いわけではありません。
その理由の一つは、ロサンゼルス・レイカーズのフランク・ボーゲル・ヘッドコーチがカズンズのリハビリについて、プレイオフでの復帰に向けて「軌道に乗っている」と言い続けていたことです。
カズンズもまた、この件に関する唯一のパブリックコメントの中で、レブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスと一緒にプレイすることについて「ワクワクする」と語っていました。
ただ、ボーゲルHCやジェームズはカズンズに忍耐力を説き、レイカーズはマーキーフ・モリスを獲得するためにカズンズを解雇したことから、彼らが最終的にカズンズの復帰に期待していたとも言い難いでしょう。
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レイカーズとデマーカス・カズンズが互いに再契約に関心
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加えて、新型コロナウイルスの感染防止のために練習施設も利用できなかったため、カズンズのリハビリに影響が出ていた可能性もあります。
カズンズがベストなコンディションであればチームの大きな戦力になることは明らかですが、彼の負傷歴を考えれば、必ずしもオーランドでプレイすることが良い選択肢とは言えません。