ワシントン・ウィザーズのスター、ブラッドリー・ビールがチームの現状に不満を抱いていることは確かなようです。1月27日(日本時間28日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で47得点と奮闘したにもかかわらず、チームが124-106で敗れた後、ビールは不満を抱いているかという質問に対して「当然」というような答えを返しました。
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チームの現状に不満かどうか尋ねられたブラッドリー・ビール「空って青いのか?」
しかしビールが不満を抱いているからといって、彼がトレードされると考えるのは時期尚早です。『NBC Sports Washington』のチェイス・ヒューズ記者によれば、ウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は土曜日の記者会見で、ビールをトレードする可能性について「興味がない」とコメントしました。
「(ゼネラルマネージャーの)トミー(シェパード)に、他の29チームのGMの電話番号をブロックするように要求するかもね。我々は(ビールのトレードを)受け付けていない」
ビールが毎試合で驚異的なパフォーマンスを披露しているにもかかわらず、ウィザーズは現時点で3勝12敗とリーグで最低の成績を残しています。ビールはここまでリーグ1位の平均34.7得点を記録しており、これはリーグ2位のケビン・デュラント(平均30.5得点)を大幅に上回る数字となっています。
ベストを尽くしている以上、ビールがチームの改善を望むのは当然のことでしょう。ただし、現時点でビールを取り巻く噂の数々は外部から来ているものに過ぎず、ウィザーズやビール自身のアプローチは変わっていないということを覚えておく必要があります。
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47得点と奮闘も再び敗戦を喫したブラッドリー・ビール、何度も「勝ちたい」とコメント