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たとえスウィープであっても、トレイルブレイザーズは競争力を持っていた

19年ぶりのカンファレンス決勝進出を果たしたポートランド・トレイルブレイザーズにとって、ゴールデンステイト・ウォリアーズの王朝は大きすぎました。

それでも、第4戦に117-119で敗れてスウィープでの敗退が決まった後、トレイルブレイザーズのテリー・ストッツHCはこう語りました。

「たとえスウィープであっても、我々はこのシリーズで非常に競争力を持って臨めたよ。」



トレイルブレイザーズはこのシリーズの大半で、ウォリアーズから大きなリードを奪いました。

第2戦では17点差、第3戦では18点差、第4戦では17点差…

しかし、いずれもウォリアーズに逆転されており、『ESPN Stats & Information』によれば、過去20年間のプレイオフにおいて、少なくとも15点差以上のリードから逆転されて3試合に敗れたチームは、トレイルブレイザーズが史上初だと伝えています。

それらはトレイルブレイザーズの問題と言うよりも、ウォリアーズの強さだと言った方がしっくりくるでしょう。

ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、次のように語っています。

「我々は戦い、やり合わなければいけなかった。結局はスウィープだけど、4つの勝利のうち3つで激しく戦わなければならなかったんだ。見た目以上に難しかったよ。」

もしプレイオフの3試合で15点のビハインドを追う展開となった時、ウォリアーズ以外にその全てで追いつける自信のあるチームは、他にあるでしょうか?

スウィープと言えど、トレイルブレイザーズがウォリアーズを苦しめたのは事実です。

それでもやはり、トレイルブレイザーズには悔やみきれないこともあるでしょう。

特にクラッチタイム(第4クォーターの残り5分かつ5点差以内)の状況はシリーズを通じて14分間ありましたが、トレイルブレイザーズのその間のフィールドゴールは、29本中8本成功の19得点しか挙げられていません。

第4戦で28得点、12アシストを記録するも、オーバータイムの最後のタフショットを決められなかったトレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、次のように語りました。

「僕たちは、このレベルで競争できることを示せたと思う。だけど(ウォリアーズとは)決定的に違う。」

キャリアハイとなる30得点や、12リバウンドを記録したトレイルブレイザーズのマイヤーズ・レナードは、こう語ります。

「彼ら(ウォリアーズ)は、(王者として)あるべきことをしていた。明らかにそうしていたよ。彼らは最後の3試合で追いつくことができ、プレイのレベルを維持することができるんだ。」



トレイルブレイザーズは、プレイオフにおいて3年連続でスウィープでの敗退を喫することとなりましたが、決して悲観することはないでしょう。

2年前はウォリアーズに、昨年はニューオーリンズ・ペリカンズに、どちらもファーストラウンドで敗れました。

しかし今年は、ファーストラウンドでオクラホマシティ・サンダーを相手に、リラードのブザービーターでシリーズ突破を決め、カンファレンス準決勝では第2シードのデンバー・ナゲッツを相手に、第7戦の末に敵地で勝利を収めています。

リラードは、こう語りました。

「僕たちにとっては、特別なシーズンだったよ。連続してスウィープされているけど、ファーストラウンドでスウィープされるよりも、ウェスタン・カンファレンス決勝でスウィープされる方がいいよね。」

重要なのはスウィープで敗れたということではなく、トレイルブレイザーズがここまで勝ち上がったという成長への称賛でしょう。

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