ゴールデンステイト・ウォリアーズが成功を収めてきたこの数年間、チームの精神的支柱となったのはドレイモンド・グリーンでした。
そしてウォリアーズの王朝に終わりが近付こうとしている中、それでもチームメイトを鼓舞するのはグリーンの存在のようです。
第4戦の後、グリーンはロッカールームで熱烈なスピーチをしました。
ウォリアーズのケボン・ルーニーは、『The Athletic』のサム・アミック氏に対し、グリーンのスピーチについて明かしました。
「ドレイモンドは素晴らしいスピーチをした。彼は俺たちの頭が上がっていることを確認すると、”自信を持て。俺たちが何者かは分かっている。俺たちは、ふてくされたり、諦めたりして、この場に居るんじゃないんだ。俺たちは常に信じている。俺たちは劣勢で、以前にも負けそうになったことのある集団だ。”って言ったんだ。俺たちは、より多くの挑戦を受け入れようとしていると思う。誰もが今、俺たちが負けると思っている。久しぶりに劣勢なのは楽しいね。俺たちが出て、みんなが間違っているということを証明するよ」
ルーニーは、続けてこう語りました。
「これはタフな挑戦だ。スティーブ(カーHC)は”タイトルを獲得した時にシャンパンをかけるのには意味がある。難しいからだ。簡単には行かないだろう。NBAに簡単なことなど一つも無い”って常に言っている。トロント(ラプターズ)は素晴らしいチームだ。彼らはハングリーだけど、俺たちは勝つことができる。俺たちの方が良いチームだと感じるんだ。それを見せなければいけないだけだよ」
明らかに不利な状況を、どれだけ力に変えられるか…ウォリアーズの王者のプライドが試されます。