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素晴らしい勝利と、酷い損失――ウォリアーズにとって忘れられない第5戦

NBAファイナル第5戦、もう負けれらないゴールデンステイト・ウォリアーズは、敵地でトロント・ラプターズを106-105で下して大きな1勝を挙げましたが、素直に喜ぶことはできません。

メディカルスタッフの顔は暗く、ゼネラルマネージャーは涙を流し、チームメイトにあるのは笑顔ではなく、緊張感でした。

ウォリアーズのケビン・デュラントがようやく復帰できたと思った矢先、第2クォーター開始約2分で右足のアキレス腱を負傷したからです。

この日、31得点を挙げたウォリアーズのステフィン・カリーは、デュラントについて次のように語りました。

「正直言って、彼のことを思うと残念な気分だよ。特にこの舞台で、誰もこんな経験をする必要は無いじゃないか。」



トロント・ラプターズのカワイ・レナードが第4クォーター途中に一人で連続10得点を記録し、ウォリアーズが6点ビハインドになった時、流れは明らかにラプターズにあるようでした。

それでも、ウォリアーズはクレイ・トンプソンとカリーがスリーポイントシュートを決めることで、試合をひっくり返しています。

そして最後はタフなディフェンスから、ドレイモンド・グリーンがカイル・ラウリーのショットをブロックし、勝利を掴み取りました。

これらは称賛されるべきプレイであり、素晴らしい試合だと言うべきなのでしょうが、それらの考えはすぐに消え去ったようでした。

この試合で最も記憶に残ったのは、やはりデュラントの負傷です。

ラプターズのニック・ナースHCは、次のように語りました。

「ハーフタイムに彼ら(ウォリアーズ)が出ていく時、正確に何と言ったかは分からないが、ベンチの誰かが何かを断裂したと言ったんだ。私はカイルが座っているベンチに居て、それを聞いてひどくショックを受けたよ。クレイとステフ(ステフィン・カリー)も、ハーフタイムに我々のベンチでカイルと話をしていた」

ラウリーもまた、次のように語っています。

「このリーグでは、俺たちはみんな兄弟だ。なんだかんだで、俺たちは兄弟であり、ちっぽけでも兄弟愛がある。だから、彼のように競争相手が退場するのは見たくないんだ。」

ウォリアーズのゼネラルマネージャーであるボブ・マイヤーズ氏は、涙を流しながらコメントを残しました。

「誰も責めることはできないが、必要ならば私を責めてくれ。MRI検査を受けるまで、実際にどれほどなのか情報は無いが、彼を立ち退かせてくれた人は良い人たちだったよ。」



第5戦の勝利は、ウォリアーズにとって反撃の狼煙となるでしょう。

しかし、同時に彼らは悪夢を見ることにもなりました。

ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、こう語ります。

「何と言えばいいか分からない。素晴らしいハートやガッツを見せてくれたのは誇りに思っている一方で、ケビンのことで落胆しているからだ。だから、我々全員が変な気分だよ。素晴らしい勝利と同時に、酷い損失を負ったんだからね。」

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  • 原著:Marcus Thompson,2
  • 著:マーカス トンプソン,2
  • 翻訳:東山 真

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