デューク大のRJ・バレットは、既に自分がどこでプレイしたいかを明確にしているようです。
バレットは6月10日(日本時間11日)、ニューヨーク・ニックスのワークアウトに参加した後、20日(同21日)のNBAドラフトまでに、他チームと接触したり、実力を見せることは無いと記者団に語りました。
「ここが俺の居たい場所だ。彼ら(ニックス)が、俺をドラフトしてくれることを願っているよ」
R.J. Barrett won't be meeting with any other teams, and says that he wants to be a Knick:
"This is the place I want to be, I hope they draft me" pic.twitter.com/E1i11C1C17
— SNY (@SNYtv) June 10, 2019
全体3位指名権を持つニックスが、バレットを指名するのはかなり現実的な話でしょう。
全体1位のニューオーリンズ・ペリカンズはザイオン・ウィリアムソンを、全体2位のメンフィス・グリズリーズはジャ・モラントを指名することが確実視されています。
バレットは今季、デューク大の1年生として1試合あたり平均22.6得点、7.6リバウンド、4.3アシストを記録し、1年生としてはNCAAの歴史上4番目となる860得点を記録しました。
一方で、フィールドゴール成功率は45.4%、スリーポイントシュート成功率は30.8%と、必ずしも効率的な選手ではありませんが、それでもニックスのケビン・ノックスや、デニス・スミスJr.らと、魅力的な若いコアを作りあげることでしょう。
唯一の問題は、ニックスが全体3位指名権をトレードの材料とする可能性もある…ということです。
ニックスはニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスの獲得も狙っているとされ、昨年もアトランタ・ホークス(3位指名権)とダラス・マーベリックス(5位指名権)の間でトレードがあったことを考えると、必ずしもバレットのニックス加入が保証されているわけではありません。