ニューオーリンズ・ペリカンズは、アンソニー・デイビスのトレードに関してオープンな状態であり、すなわちどのチームも獲得できる可能性があることを意味します。
しかし一方で、デイビスは来年の夏にフリーエージェントとなって自身の価値を試したいと考えているため、長期的に彼をチームに置くのは難しいと言えるでしょう。
だからこそ、デイビスの代理人であるリッチ・ポール氏は、デイビスの獲得を狙うチームの一つであるボストン・セルティックスの経営陣に、忠告をしたようです。
ポール氏は『Sports Illustrated』に対し、次のように語りました。
「トレードすることは出来るが、1年間となるだろう。もしセルティックスがデイビスをトレードで獲得した場合、私たちは加入し、契約上の義務を果たし、2020年にはフリーエージェントになる。私は、彼らにそう伝えたよ。それでも貴重な財産を手放して獲得し、デイビスが去ることを決心したら?リッチ・ポールの責任ではないよ」
ポール氏は、デイビスが来年の夏までどのチームとも契約延長をしない予定であることを明かしました。
「彼はどこに移籍するだろうか?分からない。そして、それは関係ない。フリーエージェントになるからね。なぜ、彼がどこに移籍するのか重要なのだろうか?彼は1年間(の契約)があるから、プレイしなければいけないね。しかし、その後に(契約を)広げることは出来ない。2020年、アンソニー・デイビスはフリーエージェントになるんだ」
一方で、ポール氏の個人的見解としては、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ(ポール氏はレブロンの代理人も務めている)とデイビスが一緒にプレイすることに興味を示しているようです。
「L.A.よりも良い場所があるだろうか?もしL.A.へトレードされるならば…私は”L.A.へトレードされる”と言ったことは無いけど、ネガティブな要素もないよね。私がレブロンを手助けしているように思うかい?そうじゃないよ。私はアンソニー・デイビスを助けようとしている。もし、アンソニー・デイビスを助けることが、レブロンの長期的な助けになるとしたら?それは知ったこっちゃないね。しかし私の目的は、アンソニー・デイビスだ。」