カイリー・アービングがブルックリン・ネッツと契約する可能性が高いという報道が広まっていますが、その逆の報道もまた興味深いものがあるでしょう。
『New York Post』のマーク・ルイス氏は先日、この話題をさらに混沌とさせる情報を伝えました。
「『New York Post』はブルックリンが、怪我をしている(ケビン)デュラントを連れてこないのであれば、アービングとサインすることについて疑念を抱いているかもしれないということを確認した。他のチームは(アービングが)ボストンで上手く行かなかったことに同様の懸念を抱いており、既にアービングの獲得から引き下がっている。もしネッツが同じことになれば、若く、安価な選択肢の制限付きフリーエージェントである(ディアンジェロ)ラッセルを維持することを意味するだろう」
『New York Daily News』のアンソニー・プッチオ氏は、6月10日――デュラントがNBAファイナル第5戦でアキレス腱を断裂したのと同じ日に、ネッツはデュラントとアービングのペアを組むことを狙っていると報じました。
ルイス氏の新たな報告では、デュラントが壊滅的な怪我を負った後でさえも、彼を必要とする考えが変わっていないことをほのめかしています。
しかし『The Athletic』のフランク・イソラ氏は、デュラントの怪我がアービングとの計画を大きく変えたかもしれないと伝えました。
「リーグの情報筋によれば、ケビン・デュラントとカイリー・アービングは、シーズンが終わった後に休暇を計画していた。一緒に充実した時間を過ごし、それぞれの将来を決めるためだ。デュラントがNBAファイナル第5戦でアキレス腱を断裂した時、これらの計画や、2019-20シーズンは劇的に変わった」
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏は「Get Up」に出演した際、ルイス氏と同じ見解を述べました。
「ブルックリンが望んでいるのはカイリー・アービングだけでなく、2人目のスターが彼と一緒にやって来ることである。もちろん、ケビン・デュラントがそのプレイヤーだ。彼らが2人目のスターを獲得しないとなれば、ブルックリンがカイリー・アービングだけを望んでいるのかを見るのは興味深いだろう。昨季、ボストンでそれが上手く行かなかった」
アービングがネッツでプレイできるかどうかはデュラント次第で、ラッセルがネッツでプレイできるかはアービング次第かもしれません。
もちろん、2人のオールスター級のポイントガードを加えるのは賢明な判断とは言い難いため、ネッツが契約するのはアービングかラッセルのいずれかでしょう。