『ESPN』のティム・マクマホン氏によると、ゴールデンステイト・ウォリアーズからアンドレ・イグダーラを獲得したメンフィス・グリズリーズは、バイアウトをせずにトレードをする意向のようです。
マクマホン氏は付け加えて、ヒューストン・ロケッツとメンフィス・グリズリーズが、イグダーラの獲得に関心を持っていると伝えました。
Filed to ESPN: The Grizzlies do not plan to give Andre Iguodala a buyout before the season and are actively exploring the trade market for the former Finals MVP, per league sources. Rockets, Mavs among teams with interest.
— Tim MacMahon (@espn_macmahon) July 4, 2019
先日、『ESPN』のスティーブン・A・スミス氏は、グリズリーズがイグダーラをバイアウトし、レイカーズが彼を獲得することを計画していると伝えました。
これもまた、可能性の一つとしては考えられるでしょう。
『ESPN』のラモナ・シェルバーン氏は、イグダーラとレイカーズの組織との関係について指摘しています。
イグダーラは、以前のロブ・ペリンカ(レイカーズGM)のクライアントだ。もし彼がメンフィスに短い期間しか居ないなら、レイカーズが関与してきたとしても驚いてはならない。
Iguodala is a former Rob Pelinka client. If his stay in Memphis is short, don’t be surprised to see Lakers get involved https://t.co/fEsUTla1xg
— Ramona Shelburne (@ramonashelburne) July 1, 2019
アンソニー・デイビスのトレードや、3年目のスターのキャップスペース確保のために多くの選手をトレードしたレイカーズは、現状でリザーブメンバーがかなり手薄な状態です。
ウォリアーズでシックスマンの役割を受け入れ、5年連続NBAファイナル進出と3度の優勝を支えたイグダーラは、レイカーズはもちろんのこと、ロケッツやマーベリックスが手を出したがるのも当然のことでしょう。
近年のイグダーラは怪我に悩まされていましたが、彼は攻守の数字に表れない部分で多大な貢献ができる選手です。
特に、今年のプレイオフのカンファレンス決勝第2戦のブロックと、NBAファイナル第2戦のスリーポイントシュートは、チームの危機を救う最高のプレイでした。
『Spotrac』によれば、イグダーラの残りの契約は1年1,720万ドルとなっています。
年齢や成績を考慮すればやや高額かもしれませんが、プレイオフを目指す上でのメンターとしての役割を含め、彼の存在は重要なものとなるでしょう。