トロント・ラプターズはNBAチャンピオンに輝く道の途中で、いくつかの長年のコアを手放すことにしました。
メンフィス・グリズリーズのビッグマンであるヨナス・バランチュナスもまた、マーク・ガソルとのトレードのために手放された選手の一人です。
それからラプターズが優勝したとなれば、やはりバランチュナスにとっては複雑な心境でしょう。
彼は『15 Min』のドナタス・アーボナス氏に対し、ラプターズに優勝について次のように語りました。
「感動したけど、同時に少し腹が立ったね。7年間彼らの家族だったから、トロントの優勝は本当に嬉しいよ。だけど、やっぱり俺がそのチームの一員で無かったのは残念だ」
バランチュナスは2011年のドラフトでラプターズに全体5位で指名されて以降、トレードされるまで約6年半ラプターズに在籍していました。
しかし一方で、彼はショックを受けているのも関わらず、ラプターズが自身にチャンピオンリングを与えてくれるのであれば、喜んで受け入れると語ります。
「なぜ俺は受け取っちゃいけないんだい?もし彼らが俺に(リングを)くれるなら、受けとるよ」
2018-19シーズンこそ、ラプターズでリザーブメンバーの機会が多かったバランチュナスですが、これまでに築き上げてきたものがあるからこそ、ガソルの獲得も実現したと言えるでしょう。
もちろん、バランチュナスにもチャンピオンリングを受け取る理由はあります。