オハイオ州アクロンの出身であるレブロン・ジェームズは、(しばらくの間)クリーブランド・キャバリアーズでプレイしました。
カリフォルニア州リバーサイド出身のカワイ・レナードも、カリフォルニア州パームデール出身のポール・ジョージも、ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍しました。
これらのチームは、いずれも彼らの故郷の近くです。
しかし、全ての選手が故郷に帰ってプレイしたいと考えているとは限りません。
故郷に帰るのであれば、成熟した選手になっている必要があるからです。
ここに、一つの興味深い質問があります。
――シカゴ出身のアンソニー・デイビスは、いつかシカゴ・ブルズでプレイすることを検討しているのでしょうか?
彼は既に成熟しているため、故郷に戻れば多くのシカゴファンから祝福を浴びるはずです。
そして忘れてはならないのは、デイビスがその考えを否定しないということです。
彼は『Chicago Tribune』のKC・ジョンソン氏に対し、将来的にブルズでプレイすることについて次のように語りました。
「確かに故郷だからね。今までにない機会で、その時が来れば、僕は間違いなく検討するよ」
もちろん、それがすぐに実現するというわけではありません。
来年の夏にデイビスはフリーエージェントとなりますが、おそらく彼はロサンゼルス・レイカーズと再契約を果たすでしょう。
それでも、彼はいつかシカゴに帰って来るのでしょうか?
例えばゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーにも、いつかシャーロットに戻るのかという疑問を持ちますが、その答えは分かりません。
しかし注目すべきは、デイビスがシカゴでプレイする可能性を捨てなかったということであるため、ブルズのファンにとっては間違いなく良いニュースだと言えます。
2019-20シーズンでも、レイカーズはブルズのホームで対戦する機会はあり、デイビスはシカゴを訪れるでしょう。
しかも、奇遇なことに2020年のオールスター開催地はシカゴです。
来年の2月には、デイビスの周囲が騒がしくなっているかもしれません。