まだ残っている2019年オフの注目フリーエージェントたち

注目されるフリーエージェントの多くは既にチームと契約を結んだことにより、2019年のフリーエージェント市場も沈静化しています。

 

しかし、それでもまだ注目に値するフリーエージェントは何人かいることでしょう。

 

サラリーキャップに空きが無いチームでも、ミニマム契約を結ぶことでフリーエージェントを獲得できるという規則は、未契約の興味深いフリーエージェントをローテーションに入れられる機会が残っていることを意味します。

 

ここでは、市場に残っている注目のフリーエージェントたちを見ていくことにしましょう。

 

ガード

出典:warriorswire.usatoday.com

ジェレミー・リン

昨季、アトランタ・ホークスとトロント・ラプターズに所属していたリンは、NBAファイナルの舞台でわずか51秒の出場に終わりました。

 

つまり、彼は優勝のためのピースとはなり得ないと評価されているかもしれません。

 

それでも2018-19シーズンは、1試合あたり19.4分に出場し、平均9.6得点、3.1アシストを記録しました。

 

優勝を視野に入れているチームならまだしも、プレイオフ出場を視野に入れるチームであれば、彼を獲得するのはさほど悪いことではないようにも思えます。

 

トレイ・バーク

2013年のドラフトで全体9位指名を受けたバークは、近年になって生産性を向上させています。

 

特に、過去2シーズンを送ったニューヨーク・ニックスとダラス・マーベリックスでの94試合では、スリーポイントシュート成功率でリーグのおおよそ平均を、出場時間は20.3分で平均11.6得点、3.5アシストを記録しました。

 

普段通りに二桁得点を記録できるバークであれば、スコアリング優先型のポイントガードとしてチームに貢献できる部分もあるでしょう。

 

ショーン・リビングストン

33歳のリビングストンは昨季までゴールデンステート・ウォリアーズに所属し、4年間で3度の優勝(2015年から2018年)にも貢献してきました。

 

唯一の問題は、最近になって年齢による衰えが見え始めていることです。

 

それでも、安定したハンドリングやリーチの長さ、リム周辺でも活躍できるといった能力を持ち合わせているガード選手は、リーグの中でもそう多くないものでしょう。



フォワード

出典:complex.com

JR・スミス

昨年所属したクリーブランド・キャバリアーズで11試合に出場した後、トレードされるまで戦線離脱することをチームと双方合意したものの、彼を欲しがるチームはありませんでした。

 

スミスが最後に本気で戦っていた2018年のNBAファイナル第1戦、キャバリアーズがリードするチャンスを自らの手で潰してしまったことで彼の印象はマイナスとなりましたが、本来はもっと素晴らしいシューターであることも事実です。

 

スミスのキャリア全体でのスリーポイントシュート成功率は平均37.3%であり、これは歴代13位にもランクインするほどであることを考えると、彼の獲得はハイリスク・ハイリターンの大きな賭けとも言えるでしょう。

 

イマン・シャンパート

シャンパートスミスと同様に、2016年にクリーブランド・キャバリアーズで優勝を経験したことのある選手です。

 

スミスがオフェンス面で貢献できるのに対し、シャンパートはディフェンス面で影響力をもたらしてくれるでしょう。

 

昨年、シャンパートはサクラメント・キングスと契約を結んだ後、ウィングの選手を必要としていたヒューストン・ロケッツに移籍しましたが、そこで与えられた役割にフィットできませんでした。

 

一方で、若手中心のキングスには、優勝経験を持つディフェンダーとして機能していたことを考えると、似たようなチームが彼を獲得するのは良い選択肢かもしれません。

 

タボ・セフォローシャ

再び怪我に悩まされ、昨季の1試合あたりの出場時間はルーキーイヤーと同じ最低の12.2分を記録しました。

 

しかし、一方でセフォローシャは優れた3&Dプレイヤーとして10年間成功を収めています。

 

オンコート時に影響力が無かったことから、ユタ・ジャズと再契約する可能性は低いでしょう。

 

一方で、フィラデルフィア・76ersがセフォローシャの獲得に関心を持っていると噂されているため、彼がベンチから76ersに影響を与えることになるのか注目です。



センター

出典:nypost.com

ジョアキム・ノア

ニューヨーク・ニックスとの多額の契約という期待から解放されたノアは、メンフィス・グリズリーズのリザーブとしてミニマム契約を結び、シーズンの半分ではあるものの、リムプロテクターとして活躍できることを証明しました。

 

最優秀守備選手賞に選出された2014年までとはいかずとも、1試合あたり16.5分で平均7.1得点、5.7リバウンドは、ミニマム契約であれば獲得する価値があるかもしれません。

 

ケネス・ファリード

2014年のワールドカップでアメリカの優勝に貢献して以降、ファリードがNBAで活躍する機会は徐々に減っていきました。

 

2018年には当時所属していたデンバー・ナゲッツからブルックリン・ネッツへトレードされ、今年の1月にはネッツに解雇されています。

 

それでも直後に契約したヒューストン・ロケッツで、わずか25試合でありながら1試合あたり24.4分で平均12.9得点、8.2リバウンドを記録し、十分に活躍できることを証明しました。

 

現代NBAに求められるストレッチ4のような選手ではないものの、リム周辺での存在感があるため、インサイドが弱いチームにとっては、ファリードを獲得する機会があるかもしれません。

(参考記事:Who’s left now? A guide to the nearly dried-up 2019 NBA free-agency market

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