21年のキャリアを誇る42歳のビンス・カーターは、6月に現役続行の意思を表したものの、依然として無制限フリーエージェントとしてどのチームにも所属していません。
いくらかのファンは、カーターのキャリアのスタート地点であるトロント・ラプターズに戻って欲しいと思うでしょう。
しかし、カーターはこのような意見について、次のように言及しています。
「状況が上手くいくかどうかは分からないけど、トロントのやりたいこと次第だね。もちろんファンはそれ(カーターの復帰)を望んでいるけど、組織が望み、彼らが僕の力を必要としていないければならないんだ」
2017年、カーターは『theScore』に対し、ラプターズでキャリアを終えたいと語っていました。
「きっと(ラプターズとの契約が)起こるはずさ。なんとなくだけど、そう(1日契約)であろうとなかろうと、きっとそれは起こる。今ならそう言えるよ」
チャンピオンリングに執着していないカーターは、カワイ・レナードが去ったラプターズでも満足できるシーズンを過ごせるでしょう。
しかしラプターズは現在、2way契約やExhibit 10契約を含む20人の選手によってロスターが満員であるため、最終的にカーターと契約できる保証はありません。
それでも、カーターがラプターズへ望むことを期待する人々は多くいます。
カナダ出身のジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)もまた、カーターに影響を受けたファンの一人であり、Twitterでこうツイートしていました。
彼の最後の年にトロントへ戻り、”VINSANITY(Vince + insanity から生まれた造語)”を見たくないか?VC(ビンス・カーター)の全てが始まったところに戻ってくるんだ。
Who Wouldn’t wanna see VINSANITY back in Toronto for his final year⁉️ Come back to where it all started VC🐐 #VCTOTHE6
— Jamal Murray (@BeMore27) July 27, 2019
ラプターズに限らず、もしカーターが再びチームと契約した場合、彼はNBA史上最長となる22年目のキャリアを迎えることになります。
しかし願わくば、そのチャンスがラプターズにあってほしいものでしょう。