2018-19シーズン、カワイ・レナードはトロント・ラプターズでNBA史上最も歴史的なシーズンの一つを作り上げたかもしれません。
特に24試合のプレイオフでは、1試合あたり平均30.5得点、9.1リバウンド、3.9アシストを記録しました。
ジョエル・エンビード擁するフィラデルフィア・76ers、ヤニス・アデトクンボ擁するミルウォーキー・バックスを破っただけでなく、王朝を築き上げていたゴールデンステイト・ウォリアーズさえも破り、カナダの街に初の優勝をもたらしたのは素晴らしいと言うほかありません。
では、質問しましょう。
カワイ・レナードはレブロン・ジェームズを超え、リーグ最高の選手となったでしょうか?
『ESPN』のアナリストで、元NBA選手でもあるジェイレン・ローズ氏によれば、その答えは「イエス」です。
ローズ氏は『ESPN』の『Get Up』で、自身の見解について述べました。
「カワイ・レナードのようにトロント・ラプターズへ行くだけでなく、フィラデルフィア・76ersやミルウォーキー・バックスを倒し、KD(ケビン・デュラント)の居ないゴールデンステイト・ウォリアーズを破って優勝し、ファイナルMVPにもなるなんて、私には出来ないね。そして、レブロンのチームはプレイオフに進めなかったと?今こそ、カワイにNo.1の座を与えなければならない。コート上の王はカワイでなければならないね」
これは決して簡単な質問ではないでしょう。
レブロンはレナードよりも実績を残し、攻守でトップクラスの能力は健在で、昨季プレイオフに進めなかったのは、ロサンゼルス・レイカーズの戦力自体に問題があったからかもしれません。
多くの人は、まだレブロンを崇拝しています。
しかし、どれだけ優れた王であっても、いつかはその座を譲らなければならないことも事実です。
現実に目を向けた時、”コート上の王”は交代するべきなのでしょうか?
レナードの成し遂げたことは十分なのか、不十分なのか…
答えの一つは来たるべき2019-20シーズンで明らかになるかもしれませんが、今あなたが”コート上の王”――すなわちNo.1プレイヤーを選ぶとするならば、レブロン・ジェームズとカワイ・レナードのどちらでしょうか?
【投票】
- レブロン・ジェームズ 58%, 670 票670 票 58%670 票 - 58%
- カワイ・レナード 42%, 488 票488 票 42%488 票 - 42%