ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、「王朝が続く」と自信を持って語り、チームは中核を維持するためにドレイモンド・グリーンと再契約を結びました。
しかし、ケビン・デュラントが去り、トンプソンもシーズンの大半を離脱するであろう状況で、ウォリアーズが優勝候補の一角だと考える人は多くありません。
このウォリアーズへの疑問について、チームのリーダーでもあるステフィン・カリーは、どう考えているのでしょうか?
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『NBC Sports Bay Area』のローガン・マードック氏によれば、カリーの答えは”笑い”のようです。
カリーは先日、オークランドで開催された第2回ウォリアーズ・オールガールズ・バスケットボール・キャンプで、ウォリアーズへ向けられている疑念について次のように言及しました。
「笑うしかないね。今では誰もが何だって言えるし、それを過激にすることもできる。今は(王朝が)変わらないということに、多くの批判があった。彼らが言っていることは、全くもって間違っているから、僕たちのビジネスの進め方は変わらないよ」
とはいえ、デュラントに限らず、アンドレ・イグダーラやショーン・リビングストンといった、全盛期のウォリアーズを支えてきた信頼できるロールプレイヤーも去ってしまったことも事実です。
カリーは、彼らの穴を埋める必要があることについて、理解を示しました。
「少し時間がかかり、多くの努力が必要だろうけど、僕たちは中心選手から高いIQの持ち主が居て、リーダーシップや責任がある。だからトレーニングキャンプ以降は、シーズンを送るにつれて良くなっていくという考え方が必要だね」
ウォリアーズは2019-20シーズンもプレイオフを戦うことは可能でしょうが、確実性のある優勝候補からは滑り落ちました。
そして、ウォリアーズにとっては全てが上手くいく必要があります。
カリーとグリーンは健康体を維持しなければならず、トンプソンは復帰して負傷前の力をなるべく取り戻し、ディアンジェロ・ラッセルはウォリアーズにフィットしなければなりません。
ビッグマンのケボン・ルーニーや、ウィリー・コーリー・ステインは最前線で戦える必要があり、アルフォンゾ・マッキニーやアレク・バークといったロールプレイヤーの働きも重要です。
どれだけ王朝の存続に自信があったとしても、この数年間でウォリアーズが最も険しいシーズンを送ることになるのは明白でしょう。