8月16日(日本時間17日)に行われたアメリカ代表とスペイン代表のエキシビションマッチは、90-81でアメリカ代表が勝利しました。
アメリカ代表はドノバン・ミッチェルが13得点、クリス・ミドルトンが12得点を記録したほか、チーム全体でもフィールド成功率は55%、スリーポイントシュート成功率は58%、リバウンドでも42-20と差を付けるなど、終始アメリカ代表が試合の主導権を握って勝利しています。
試合後、アメリカ代表の指揮官であるグレッグ・ポポヴィッチHCは、次のように語りました。
「競ってみて、どんな感じか見るには良い機会だった。これは我々にとって洗礼のようなものだったよ。新たなグループ、選手、コーチ、全てにおいて、本格的な経験だった」
この日の勝利によって、アメリカ代表は代表戦の連勝記録を77に更新しました。
これらの77連勝のほとんどは一方的な試合展開であり、一桁点差での勝利はわずか9試合、そのうちスペイン代表戦は4試合です。
スペイン代表で、トロント・ラプターズのセンターでもあり、この日19得点を記録したマーク・ガソルは、次のように語りました。
「フィジカル面のレベルや、水準を確認できてよかった。NBA選手の運動能力と対戦していない選手の一部にとっては、良いものになったね。見てよかったよ」
スペイン代表のセルジオ・リュルが、第4クォーター残り4分10秒にスリーポイントシュートを決め、アメリカ代表は8点差まで詰められたものの、すぐに1分間で8-0のランを決めて状況を立て直しました。
ジョー・ハリスや、ジェイソン・テイタムらのスリーポイントシュートで、残り3分15秒の時点で88-72と大きくリードを広げています。
試合後、ミドルトンは次のように語りました。
「スペインは素晴らしいチームで、経験豊富なチーム。今夜は素晴らしいテストだったよ」
一方でスペイン代表は、23本のターンオーバーから27得点を与えてしまうなど、上手くいかない部分はあったものの、スペイン代表の指揮官であるセルジオ・スカリオロHCは、こう語りました。
「我々は競い、良い仕事をしたと思う。構築するための基盤は整っているよ」