ボストン・セルティックスの共同オーナーであるスティーブ・パリュウカ氏は、チームにケンバ・ウォーカーがやって来る興奮を抑えきれなかったようです。
『MassLive.com』のトム・ウェスターホルム氏によれば、パリュウカ氏は運転中に、セルティックスのゼネラルマネージャーであるダニー・エインジ氏と電話で話しており、ウォーカーが獲得できる可能性を知りました。
パリュウカ氏は、笑いながらこう語ります。
「それを聞いて、車の大半をクラッシュさせてしまったよ」
パリュウカ氏は、続けてこう語ります。
「私たちと対戦した時以外は、いつも彼のプレイを見ている。彼は昨季の(試合の)最後の5分で、たった一人で私たちを倒したんだから、彼が私たちの側に居るのは素晴らしいね。みんなからポジティブな姿勢を感じるよ」
カイリー・アービングがチームを去ることを明確にした後、セルティックスはキャップスペースを確保し、即座にウォーカーの獲得に焦点を当てました。
そして、見事にそれを実現させたことについて、パリュウカ氏は次のように語ります。
「本当に幸運で、それを実現させたダニー、マイク・ザレン、オースティン・エインといった素敵なバスケットボールスタッフが居るのは、素晴らしいことだね。コネチカット大のレジェンドであるケンバは、みんなが彼を知っている。彼は素晴らしい人間で、素晴らしい個性の持ち主で、素晴らしい選手だ」
アービングやアル・ホーフォードを失うセルティックスですが、ウォーカーの獲得はその被害を最小限に食い止めることができます。
ロスターにその他の大きな変化は無く、ジェイソン・テイタムやジェイレン・ブラウン、ゴードン・ヘイワードらは、来季もセルティックスにとって重要な選手となるでしょう。
パリュウカ氏は特に、アメリカ代表として、グレッグ・ポポヴィッチHCの下で学べるテイタムについて期待を寄せました。
「彼は人として、選手として成長し続けている。彼は(アメリカ代表での経験を通じて)それを次のレベルに引き上げられると思うから、それを見るのは楽しみだね」