考察

各チームに残された2019年オフシーズンの疑問【アトランティック・ディビジョン編】

NBAのどのチームも、2019年のオフシーズンにすべき仕事はほとんど完了したことでしょう。

それでも、まだ1ヶ月以上先のトレーニングキャンプまで、各チームに残された疑問はいくつかあるはずです。

ここでは、2019-20シーズンの開幕を迎えるまでの間に、それぞれのチームが直面する疑問について見ていくことにしましょう。

まずはアトランティック・ディビジョンからです。

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ボストン・セルティックス

Q:ワールドカップの経験はどう生かされる?

今年の夏、セルティックスからはアメリカ代表の4人を含む計6人もの選手が、ワールドカップの代表として戦うことになっています。

疲労という点では、少し懸念するところもあるでしょう。

しかし、それ以上に代表として戦うことの意義は大きく、2019-20シーズンに向けて自信を付けたり、あるいは互いのケミストリーをより良くすることにも繋がるはずです。

ブルックリン・ネッツ

Q:ジェイレン・ハンズの行方は?

今年のドラフトで2巡目指名された選手のうち、依然として契約に至っていない選手は4人いますが、そのうちの1人がネッツに全体56位で指名されたジェイレン・ハンズです。

チームは既に15人のロスターを揃えているため、彼のためにロスターの1人を削ることはないでしょう。

ハンズのキャリアの出発点は、合理的に考えてGリーグであり、ネッツは既にヘンリー・エレンソンと2way契約を結んでいますが、もう一枠の2way契約は空いています。

しかし、ネッツはロン・ベイカーとの契約に関心を持っていたと報じられており(最終的にベイカーは海外のチームと契約)、もしハンズと契約するつもりであれば、既に契約を結んでいたとも伝えられました。

そのため、ハンズがネッツの下でキャリアを始められるかどうかは、確実性がありません。

ニューヨーク・ニックス

Q:フランク・ニリキナはニックスの計画の一部?

NBAチームは、このオフシーズンで43のトレードを成立させましたが、そこにニックスのフランク・ニリキナの名前はありませんでした。

この夏、ニリキナは最もトレードされる可能性のある選手として見られていたはずでしたが、どのチームも彼に関与しなかったのです。

ニックスは望んでいたフリーエージェントが獲得できなかったものの、自チームのフリーエージェントを揃って放出し、新たな選手でロスターを再構築しました。

その過程でニックスがニリキナを必要と感じたのか、それともいずれ来る放出の時が遅れているだけなのかは、現時点では分かりません。

ただ少なくとも来年の夏にニックスは、ニリキナのオプション(チームオプション)を行使するか決める必要があります。

フィラデルフィア・76ers

Q:トレイ・バークが15人目の男?

現在、76ersのロスターで保証された契約を結んでいる選手は14人であるため、15人目の男――すなわちあと1人と契約することができます。

現時点で、トレイ・バークは2019-20シーズンの契約が保証されていません。

保証されていなくてもロスターには入れるため、おそらくバークが76ersの15人目の男として定義されるはずですが、保証されていない契約ということは、76ersはいつでもバークを放出することができます。

76ersは既にシェイク・ミルトンと再契約し、ラウル・ネトとも契約したため、ベン・シモンズのバックアップは揃っていると言えるでしょう。

もし76ersがさらに必要性のある選手を見つけた場合、バークは15人目の男からはじき出されてしまうことになります。



トロント・ラプターズ

Q:パスカル・シアカム、またはカイル・ラウリーとの契約延長の可能性は?

ラプターズがパスカル・シアカムや、カイル・ラウリーに契約延長を提示するかどうかは、来年の夏を迎えるにあたって非常に大きなことだと言えるでしょう。

どちらも次のオフシーズンにフリーエージェントとなり、おそらくトップ10に入るほどの選手となります。

シアカムは、ルーキー契約を引き継いで延長することで、大金を得ることが可能です。

しかし、もし彼が別のチームでプレイすることを望むであれば、契約延長を見送ることを考えても良いだけでなく、来年の夏のフリーエージェントがタレント不足であることから、マックス契約に近い契約を提示してくるチームもあるかもしれません。

ラウリーは既にラプターズと再契約を結ぶことを望んでいますが、34歳の誕生日が近づく彼に、チームが再契約を提示するかどうかは不明です。

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