考察

各チームに残された2019年オフシーズンの疑問【サウスウェスト・ディビジョン編】

NBAのどのチームも、2019年のオフシーズンにすべき仕事はほとんど完了したことでしょう。

それでも、まだ1ヶ月以上先のトレーニングキャンプまで、各チームに残された疑問はいくつかあるはずです。

ここでは、2019-20シーズンの開幕を迎えるまでの間に、それぞれのチームが直面する疑問について見ていくことにしましょう。

今回は、サウスウェスト・ディビジョン編です。

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ダラス・マーベリックス

Q:コートニー・リーを放出し、新たな戦力を得るべき?

マーベリックスは様々な選手と再契約を結び、堅実な夏を過ごしましたが、一方で新たな戦力に、これといって大きな動きはありませんでした。

プレイオフ出場を争う可能性があるマーベリックスにとしては、やはりもう少しだけ戦力のレベルを上げておきたいところでしょう。

そして今のところ、それを叶える手段は持っています。

コートニー・リーは来季が最終年となる1,275万9,670ドルの契約を持っているため、トレードの規則上、マーベリックスは最大で1,775万9,760万ドルの契約を持った選手を獲得することができるのです。

考えられるトレードの一つとしては、メンフィス・グリズリーズのアンドレ・イグダーラ(1,718万5,185ドル)ですが、ドラフト指名権が絡む可能性が高いため、現時点で両者が合意に至る様子はありません。

ただ、イグダーラに固執しなくとも、シャーロット・ホーネッツやクリーブランド・キャバリアーズにも、マーベリックスが望むようなベテラン選手は何人も居るはずです。

トレード期限まではまだ時間もあるため、より良い影響を与えてくれる選手を探すことに、じっくりと集中するべきでしょう。

ヒューストン・ロケッツ

Q:開幕ロスターはどうなる?

現在、ロケッツのロスターで保証された契約を結んでいる選手は9人であり、これは他のどのチームよりも少ない人数です。

開幕時点では、ロスターに14人の選手を登録しておく必要があるため、ロケッツのロスターには少なくとも5つの空きがあります。

そのうち、ゲイリー・クラークとアイザイア・ハーテンシュタインに関しては、ロケッツが育成に時間と労力を費やしているため、ロスターに加わる可能性は高いでしょう。

しかし、彼らをロスターに加えても、まだ3つ空きを埋めなければなりません。

ベン・マクレモアやアンソニー・ベネット、クリス・クレモンズ、マイケル・フレイジャー、シャモリエ・ポンズ、ウィリアムズ・マクドウェル・ホワイト、そしておそらくテレンス・ジョーンズが残っています。

ロケッツがマクレモアやジョーンズといったベテランの選手を残すのか、あるいはクレモンズやポンズといった若い選手を残すのかは、興味深いでしょう。

優勝争いをする以上、ベテランの選手を残すことの方が考えられそうですが、もしかすると若手選手も残し、ロスターを15人で埋めるということもあり得るかもしれません。

メンフィス・グリズリーズ

Q:アンドレ・イグダーラで何を目論む?

2ヶ月前に、ゴールデンステート・ウォリアーズからグリズリーズへアンドレ・イグダーラがトレードされた時、ウォリアーズのキャップ状況により、彼はマイナスの資産として扱われました。

そのためウォリアーズはグリズリーズに対し、将来の1巡目指名権と金銭を与えなければならなかったのです。

しかし実際のところ、イグダーラはチームに貢献できる選手であり、高い目標を持つチームにとっては非常に獲得したい選手の一人でしょう。

つまりグリズリーズは、イグダーラをプラスの資産として活用することができるのです。

イグダーラの代わりに1巡目指名権が獲得できれば最高ですが、おそらくそれは現実的ではありません。

2巡目指名権と、イグダーラよりも安価で最終年の契約を持った選手が提示されれば、グリズリーズはそれだけでも飛びつく価値があるようにも思えます。

むしろ、レギュラーシーズンも始まっていない時期により良い価値を求めるのは困難であり、かといって上位チームの力になれるイグダーラを残し続ければ、シーズン中に摩擦が起きる可能性もあるでしょう。

イグダーラが望めば、グリズリーズはバイアウトで彼を放出することもできますが、チームはそれを望んでいないため、どこかで妥協点を見つける必要があります。

ニューオリンズ・ペリカンズ

Q:ダリアス・ミラーの怪我にどう対応する?

ペリカンズとダリアス・ミラーが、2年1,425万ドルの再契約を結んで2ヶ月も経たないうちに、ミラーはアキレス腱断裂の重傷を負いました。

2019-20シーズンに復帰する可能性は低く、ミラーはシューターのリザーブメンバーとして重宝するはずだったため、ペリカンズにとっても痛手となるでしょう。

ケンリッチ・ウィリアムズは、カレッジ時代最後の2017-18シーズンに3P成功率 39.5%を記録しているため、彼が残された2枠のロスターに加わる可能性があります。

あるいはフリーエージェントに目を向ければ、ジョディ・ミークスやジョン・ジェンキンスといったベテラン、リスクを冒すならばJR・スミスが居ることを忘れてはなりません。



サンアントニオ・スパーズ

Q:デジャンテ・マレーかデマー・デローザンとの契約延長は?

現在、スパーズのロスターに登録されている選手の中で、2021年以降の契約が保証されている選手は誰一人としていません。

しかしデジャンテ・マレーか、あるいはデマー・デローザンとの契約延長は噂になっています。

マレーと契約延長する場合の利点は、ルーキー契約からの延長であるため、それほど高価な契約にはならないというところです。

ただし、マレーは昨年秋に前十字靭帯断裂を経験したため、スパーズにとっては危険な橋を渡ることになるでしょう。

それに対し、デローザンは既に確立された選手であることが利点となります。

その代わり、2020-21シーズンからのサラリーが最大3,330万ドルから始まり、加えて年間昇給もあるため、スパーズは成功、失敗に関わらず、デローザンに長い間多くのサラリーを払わばければなりません。

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