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グレッグ・ポポヴィッチHC「ダービスを失うのは難しい決断だった」

この夏、サンアントニオ・スパーズは信じ難い問題に直面しました。

スパーズは7月、マーカス・モリスと2年2,000万ドルの契約に口頭合意したことで、キャップスペースを生み出すために、26歳のシャープシューターであるダービス・ベルターンスをワシントン・ウィザーズへトレードしました。

しかしその数日後、モリスは考えを変え、ニューヨーク・ニックスと1年1,500万ドルの契約を結んだのです。



2ヶ月経った今でも、ベルターンスを失ったスパーズの憂いが消え去ることはありません。

『San Antonio Express-News』のトム・オースボーン氏によれば、スパーズの指揮官であるグレッグ・ポポヴィッチHCは、ベルターンスの放出とモリスの合意破棄について、次のように言及しました。

「ダービスを失う決断をするのは難しかった。プロらしさに欠けた、悲運な事態とだけ言っておこう。ダービスはみんなが知っているように特別な選手で、若く、どんどん成長していた。だから、我々は彼を失いたくはなかったんだ」

それでも、より競争力が激しくなるであろうウェスタン・カンファレンスで生き残るために、スパーズはベルターンスを放出し、モリスを獲得するという苦渋の決断を下しました。

もし、モリスを獲得できないと分かっていれば、スパーズはベルターンスを放出しなかったのでしょう。

しかし、口頭の契約合意を破棄するのは、プロフェッショナルでなくとも違反ではなく、ましてや全く異なるトレードを取り消すこともできません。

結果的に、スパーズはベルターンスも、モリスも手元に残せないまま、代わりにフリーエージェントのトレイ・ライルズと契約するしかありませんでした。

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