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レブロン・ジェームズ、ロケッツGMのツイートに「教養が無かった」

ヒューストン・ロケッツのゼネラルマネージャーであるダリル・モーリー氏が、香港の民主主義運動を支持するツイートをしたことから始まったNBAと中国の関係の悪化は、NBAの様々な著名な人物の反応を引き出しています。

NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は、モーリー氏のツイートを「遺憾」としながらも、そうした意見を規制することはないと断言しました。

サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポヴィッチ・ヘッドコーチは、NBAが経済的に大打撃を受ける可能性があるにも関わらず、公の場で声明を出したシルバー氏を称賛しました。

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーや、スティーブ・カーHCは論争について尋ねられた時、コメントを避けました。

ロケッツのジェームズ・ハーデンは中国に謝罪した後、同様にコメントを避けています。

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そして、リーグで最も影響力を持つであろうロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズも、中国で行われたプレシーズンから帰国し、初めて騒動について公でコメントを残しました。

『AP』のグレッグ・ビーチャム氏によれば、ジェームズはモーリー氏の扇動的なツイートについて、ソーシャルメディアの力によって引き起こされる警告的な教訓だと語ります。

「他人のことを考えていなかったり、自分のことしか考えていなかったりすると、マイナスの影響もある。モーリー氏との確執を生みたくはないけど、彼は目の前にある状況について教養が無かったんだと思う。多くの人々が経済的だけでなく、身体的にも、精神的にも被害を受けることになってしまった。だから、僕たちはツイートする内容、発言する内容、実行する内容に注意を払うんだ。確かに言論の自由はあるけど、それに伴うネガティブな面もたくさんある」

自身の考えを明らかにするよう求められると、ジェームズはさらに踏み込んで答えました。

「(モーリー氏が)誤った情報を与えられたか、実際に教養が無かったかのどちらかだと思っている。でも、それは僕には分からない。それが僕の意見だ。何かを言ったり、何かをすれば、影響を受けてしまう可能性がある人たちを知っている。時には、難しいこともある。あと、ソーシャルメディアは、必ずしも物事を進展させるために適切な手段だとは限らない。これはただの僕の信念なんだけどね」

ジェームズのコメントはソーシャルメディアでまたたく間に拡散され、多くの人々は彼のコメントについて、香港の民主主義運動に対する批判だと感じていました。

そのためジェームズは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレシーズン戦の前に、2つのツイートでこの問題に再び対処しています。

「誤解を解いてほしい。このツイートの結果や影響は考慮していない。その内容(民主主義運動)については話していない。それについて話せるのは他の人だ。僕のチームとこのリーグは、厳しい1週間を過ごした。みんなは、ツイートや発言が他人に何をもたらすのかを理解する必要がある。立ち止まって考える人なんて、誰もいなかったと思う。それを伝えるために、1週間待っていたんだ」

レイカーズが中国に到着した時、既に中国の人々は怒りの真っ只中にあったため、レイカーズもブルックリン・ネッツも、1週間を静寂の中で過ごすしかありませんでした。



ジェームズは、政治的な観点からの意見を尋ねられると、ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチがそうしたように、十分な知識が無いためコメントすることができないという考えを繰り返しました。

「僕が何かについて話す時は、十分に知っていることや、心に響くこと、熱中していることについて話す。このような状況では、自分やチームメイト、組織が十分な情報を持っていないと感じた」

ただ事態の深刻さは、彼の言葉が物語っています。

「アダムにとっても、火を消すのは大変なことだった」

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