2019-20シーズンの開幕前夜、ボストン・セルティックスはジェイレン・ブラウンと4年1億5,000万ドルでルーキー契約を延長しました。
セルティックスがルーキー契約を延長したのは、2009年のラジョン・ロンド以来初めてということを考えると、セルティックスがブラウンを信頼していることは明らかでしょう。
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しかし同時に、ブラウンと結んだ契約延長の価格については賛否両論の意見があります。
そんな中、『98.5 The Sports Hub』の「Toucher and Rich」に出演したセルティックスの球団社長であるダニー・エインジ氏は、ブラウンについてこう語りました。
「彼は23歳になったばかりだ。とても若く、強く、運動能力があり、プレイの才能がある。彼の将来は明るいと思うよ。偉大な選手で、チームメイトで、あらゆる役割を担えて、多才だ。彼の強さや運動能力、賢さによって、コートで様々な方法で起用することができる」
そしてエインジ氏は、年間平均2,500万ドル以上にもなるブラウンとの契約延長を「将来への賭け」と言います。
「これは彼の将来への賭けだ。また、リーグの方向性でもあり、サラリーキャップは(昔と比べて)引き上げられている。ここで17年間務めているが、ラジョンと契約した時に”なぜそんなにお金を払うんだ?”というような質問が多くあったことを覚えている。エイブリー・ブラッドリーにも同じことが言えるし、マーカス・スマートも多くの批判があった。2年後には、これが悪い契約ではなく、良い契約になると思っている。私たちはジェイレンに賭けているんだ。私たちは彼を気に入っているから、取引が成立して良かったと思っているよ
ブラウンは開幕戦のフィラデルフィア・76ers戦でファウルトラブルに陥り、わずか21分間しかコートに立てず、8得点に終わりました。
しかし、次戦のトロント・ラプターズ戦ではチーム最多タイの25得点を挙げ、勝利に貢献しています。
ブラウンの契約を高額だと見なすには時期尚早でしょう。
エインジ氏が語ったように、2年後のブラウンが2,500万ドルでは収まらない価値の選手になっているかどうか注目です。
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