考察

ディアンジェロ・ラッセルの期限迫るウォリアーズ――沈黙は”我慢”か、”無関心”か

今から1週間後の12月15日は、ゴールデンステート・ウォリアーズがサイン&トレードによって獲得した、ディアンジェロ・ラッセルのトレードが許可されるようになる日です。

『Heavy.com』のショーン・デバニー氏によれば、リーグの複数のエグゼクティブは、ウォリアーズがラッセルをトレードの資産として活用させるという前提の下で動いてきた、と考えています。

しかし、その期限が迫る中で、ウォリアーズはラッセルのトレードについて言及していません。

その沈黙は”我慢”なのか、それとも”無関心”なのでしょうか?



あるゼネラルマネージャーの一人は、『Heavy.com』に対し次のように語りました。

「彼のような選手をトレードするなら、需要を生み出し、競わせ、価値を高めたいと思う。しかし、需要の話はまだ実際には起きていない。彼らは(ウォリアーズ)は、需要を押し進めていないのだ」

悲惨なチーム状況にも関わらず、今シーズンのラッセルは良いプレイを続けてきました。

最近では健康状態を維持するのに苦労していましたが、それでも出場した12試合では平均22.3得点、フィールドゴール成功率45.0%といずれもキャリアハイの数字を残しています。

しかし、ラッセルの出場試合数が少ない――つまり先ほどのコメントのように、需要を高めきっていないというのは、いくつかのことを意味するのかもしれません。

まず第一に、ウォリアーズはラッセルを今すぐにトレードする必要が無いのです。

特に、現状が続いて2020年のドラフトで上位の指名権が獲得できてからでも、どのようなトレードをするのか探ることはできます。

そして、ウォリアーズは31歳のステフィン・カリーが居る今こそ、勝つべき時だと考えているため、若手選手の育成にはそれほど関心が無いかもしれません。

ラッセルや、2020年の1巡目指名権を含むことによって、より大きな資産を引き寄せる可能性も期待できます。

無論、今すぐウォリアーズがラッセルをトレードしても、価値のある選手を獲得することはできるでしょう。

現状で最も可能性が高いトレード先はミネソタ・ティンバーウルブズで、ウォリアーズは攻守で評価の高いロバート・コビントンなどを狙うのが理想的です。

対してウルブズは、最近のスターティングラインナップでポイントガードを起用しておらず、ジェフ・ティーグやシャバズ・ネイピアーをベンチから起用しているため、ラッセルは大きなニーズを満たすことが考えられます。

もちろん、ウルブズに限らず、オーランド・マジックやデトロイト・ピストンズといったチームも、ラッセルのトレードには関心を示すでしょう。

ウォリアーズがラッセルを放出する気は一切無いのか、それともシーズン終了後のことを見据えているのか、あるいはすぐにでも他チームの要求を飲むのか――その答えは分からないまま、ラッセルのトレードが可能となる期限は刻一刻と迫ってきます。

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