2017年のドラフトでサクラメント・キングスに1巡目指名を受けたハリー・ジャイルズは、事実上のルーキーイヤーとなった2018-19シーズンで58試合に出場し、フランチャイズは彼を将来の計画の一部として評価しているようにも見えました。
しかし2019年秋、キングスはジャイルズの2020-21シーズンのチームオプションを行使しないことを決定したため、彼にとって今シーズンは契約の最終年となっています。
ジャイルズは数年間怪我との戦いを続けた後に、現在は健康を維持しているものの、11月27日以来NBAのコートに立つチャンスを得られていません。
そして、ジャイルズは『The Sacramento Bee』のジェイソン・アンダーソン氏に対し、今シーズンにキングスのローテーションに戻るのは困難なことだと語りました。
「僕は競争者だから辛いけど、これが現実だ。僕が決めることではない。僕にできることは、毎日ハードに取り組み、自分でコントロールできることをコントロールし、できる限りの準備をするだけだ。他に何ができると言うんだい?」
ジャイルズは今シーズン、ドウェイン・デッドモンのバックアップセンターとして、リーション・ホームズと出場時間を分け合うことが予想されていましたが、ホームズやネマニャ・ビリエツァの印象的な活躍によって、フロントコートのローテーションは大きく変わりました。
結果的に、ジャイルズもデッドモンも最近はプレイできていません。
しかし、キングスのルーク・ウォルトン・ヘッドコーチはいつか彼らが再びチャンスを得るべきだと考えており、ジャイルズについて次のように語りました。
「彼にはチャンスがある。準備をして、それを最大限に発揮するのが彼の仕事だ。今、我々のローテーションは噛み合っており、多くのシュートやスペーシングを確保できているように感じる。彼をローテーションに加えたいが、今は8人か9人でプレイしているため、どちらかというと(多くの選手を出場させるより)数字を重要視したい。全員をプレイさせたいが、できないんだ」
キングスはまだジャイルズにチャンスがあり、長期的な計画と一部として見捨てられていないことを主張しているかもしれませんが、現時点で彼とキングスの時間がこれ以上伸びることは期待できそうにないでしょう。
マービン・バグレー三世、ホームズ、デッドモン、ビリエツァらが複数年契約を結んでいるため、なおさらです。
今シーズンが終わった後にフリーエージェントとなるジャイルズは、まだ22歳と非常に若い選手です。
[kanren postid="16395"]