トピックス

トレードを希望したドウェイン・デッドモン「才能が認められるところへ行きたい」

サクラメント・キングスと3年4,000万ドルの契約を結んだ後、半年も経たないうちにドウェイン・デッドモンはチームを離れることを願っています。

これは事実であって、噂ではありません。

12月29日(日本時間30日)のデンバー・ナゲッツ戦の前、デッドモンは『Sacramento Bee』とのインタビューの中で、トレードを希望していることを公に明かしました。

「プレイできていないから、自分の才能が認められるところへ行きたい」



当初、30歳のデッドモンとの契約は、ディアロン・フォックス、バディ・ヒールド、ハリソン・バーンズ、マービン・バグレー三世といったラインナップに、フィットするように見えました。

キングスのゼネラルマネージャーであるブラデ・ディバッツ氏や、ルーク・ウォルトン・ヘッドコーチは、デッドモンのシューティングによって相手のディフェンスを広げられると信じていたからです。

しかし、昨シーズンにアトランタ・ホークスで38.2%の成功率を記録したデッドモンの3ポイントシュートは、今シーズンに22.9%まで落ちてしまいました。

もはや、相手は彼を守ることすらしません。

代わりに、相手はデッドモンから離れ、ペイントを固め、彼の外したショットのリバウンドに備えています。

ただしデッドモンは、自身のシューティングの不振がローテーション落ちとなったことを否定しており、他にもシューティングに苦しんでいる選手は居ると語りました。

「ショットに苦しんでいるのは僕だけではない。スランプ状態でのショットが許可されないなら、どうやってショットを打てばいいんだろうね」

実際、先発選手のヒールドやバーンズも、シューティングの不振に悩まされる経験がありました。

デッドモンは最初の4試合で先発出場を果たした後、リーション・ホームズにポジションを奪われてリザーブに回りましたが、12月6日以降は出場機会も得られず、わずか2試合で計7分間の出場となっています。

キングスが自身に投資してくれただけに、いずれは出場時間を貰えるかもしれないとは言っても、デッドモンにとってはもう遅すぎることだと感じています。

「(契約を結んでくれたことには)感謝しているよ。本当に感謝しているけど、プレイできるところに居たい。それが最も重要なことなんだ。プレイしようとしても、ローテーションから外れたと言われているから、もう待つこともない」

デッドモンが公にトレードを希望していることを明かす前日、ウォルトンHCはデッドモンについて次のように語っていました。

「彼はそれ(トレードの希望)を私に明かさなかった。私は”外部のノイズなら、そのままにしておくんだ”と常に言っている。何かをもたらしたいなら、私はそれを拒まない。それ(トレードの希望)について話すこともできるが、私の知る限りでは、それはまだ外部のニュースだ。我々は、我々がすべきことに集中している」

ウォルトンHCは今後、2つの選択肢が委ねられることになるでしょう。

デッドモンのパフォーマンスの改善を期待して起用するか、これまで通りベンチに置き去りにするかどうかです。

前者の場合は、デッドモンの市場価値を高め、チームとの関係回復を見込むこともできます。

後者の場合は、市場価値を大きく下げるかもしれない負傷のリスクを下げつつ、11月27日以来の出場となったナゲッツ戦で好成績を残したハリ―・ジャイルズに、数分の出場時間を与えられるようになります。

デッドモンの契約の3年目は100万ドルしか保証されていないため、これはトレードをする上で大きな利点となりますが、キングスが彼を放出することで何を得られるかは分かりません。

サラリーダンプ目的のような形でトレードを行うのか、あるいは別の選手も含めて大きな見返りを得るかどうかは、首脳陣の判断次第でしょう。



ロッカールームでデッドモンの隣に座っているチームメイトのトレバー・アリーザは、デッドモンのトレードの希望を知らされていなかったものの、驚くこともないと語りました。

「ここに居る全ての選手が自分の状況を良くしたいと思っているから、それは理解できる。それもビジネスの一部なんだ。選手がトレードされたり、トレードを要求したりする。プロであり続け、必要なことをし続ける限りは、仕方のないことなんだ」

また、アリーザはデッドモンのプロ意識を称賛しました。

「フリーエージェントとしてサインしたばかりで、それもかなりの条件なのに、彼はベンチの端で声援している。集中しているし、勉強になるし、助けてくれるから、彼は非常にプロ意識が高いよ」

フォックスも、アリーザの意見に同意します。

「彼にはまだエナジーがある。彼はまだプロだ。練習に来て、必要なことをしている。みんなとも仲が良く、素晴らしい人さ。もちろん誰もが出場したいと思っているけど、僕たちにとって彼の存在は少しも問題では無かったよ」

デッドモンの将来がどうなるかは、不透明なままです。

『CBS Sports』は、ロサンゼルス・クリッパーズやボストン・セルティックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ホークスといったチームが、デッドモンの獲得に動く可能性があると伝えました。

いずれにしても、デッドモンがキングスにどのような形で貢献するのかは、注目しておく必要があるでしょう。

[kanren postid="16847,16786"]

『ステフィン・カリー 努力、努力、努力 自分を証明できるのは、自分だけ』

  • 原著:Marcus Thompson,2
  • 著:マーカス トンプソン,2
  • 翻訳:東山 真

歴代最高のシューターとして謳われる、ステフィン・カリーの人生にフォーカスした待望の評伝の日本語版!

ウォリアーズファンはもちろん、全てのNBAファンにオススメの一冊です!

Amazon

楽天ブックス

Yahoo!ショッピング

-トピックス
-,

© 2021 NBA TOPICS