デトロイト・ピストンズのアンドレ・ドラモンドに関するトレードの憶測が渦巻いていますが、当の本人はキャリア全てをデトロイトに尽くしたいと何度も繰り返します。
『ESPN』のニック・フライデル氏によれば、1月4日(日本時間5日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に111-104で勝利した後、ドラモンドはキャリアの8年間を過ごしてきたピストンズになぜ残りたいのか尋ねられると、ためらうことなく答えました。
「僕は一つのことで考えを変えるような意気地なしではない。そういう風には育てられなかった。どこかで始めたら、そこで終わる。ここで優勝するという使命を果たすんだ。僕はここに居るのが大好きさ。ここで残りのキャリアを過ごしたい」
先日、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏は、ピストンズがアトランタ・ホークスを含む複数のチームと、ドラモンドのトレードについて話し合っていると伝えました。
[kanren postid="16971"]ドラモンドは、こうしたトレードの報道が自身のプレイに影響を与えているかどうか尋ねられると、次のように答えています。
「契約した年から(トレードの話題に)対処していて、いつもトレードの噂が飛び交っているから、僕にとってはいつも通りの一年さ。トレードの話し合いが起きるのは毎年の1月頃。そして何も起こらない。もちろん、話し合いは始まるから、こうした質問は来るだろうね。質問が来るのは楽しみにしていたけど、何が起ころうとも、僕はデトロイトでプレイを続けていきたいと思っているよ」
ピストンズのドウェイン・ケイシー・ヘッドコーチは、トレードにニュースについてドラモンドと話し合ったと語りました。
「アンドレと話をしたが、それが何であったかは言わない。このリーグのほとんどの選手は、常に噂が立っていることを理解している。もし活躍していなかったり、あるいは仕事を果たせていなければ、誰も電話はかけて来ないし、噂も無いだろう。しかし、良い仕事をしていれば、人々は電話をかけて来て、興味を持つようになるんだ」
ドラモンドはケイシーHCとの会話の中で、自身のトレードが差し迫っているような様子はなかったと言いました。
[kanren postid="16933"]「彼は、またこの時期が来たと言った。(トレードが)差し迫ったわけではないよ。彼らが明日に僕を移籍させるというわけではない。僕の居るところが、僕の居場所さ」