考察

ジェームズ・ハーデンの通算得点はどこまで伸びる?

ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンは、NBAの歴史からしてもほとんど類を見ないほど得点を量産する選手です。

そして1月11日(日本時間12日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では通算20,000得点に到達し、彼のキャリアにおける一つの大きなマイルストーンに到達しました。

ハーデンは通算20,000得点に到達したNBA史上45番目の選手であり、7番目に若い選手でもあります。

そして、特にここ数年間で得点力をより伸ばしていることを考えると、今後も凄まじいペースで得点を重ねていくことになるでしょう。

であるならば、ここに一つの疑問があります――ジェームズ・ハーデンは、キャリアを終えるまでに通算得点をどこまで伸ばすのでしょうか?



ハーデンは過去のスコアラーとは異なるタイプであるため、この疑問を考えるのは少し難しいことです。

今シーズンのハーデンは平均38得点前後を推移しており、平均得点ではNBA史上3番目に高い数字を残す可能性があります。

ウィルト・チェンバレンが記録した1962年の平均50.4得点、1963年の平均44.8得点は非現実的ですが、1961年に記録された平均38.4得点は手の届く位置にあると言えるでしょう。

ハーデンが今のペースを維持しつつ、いくらかの試合に欠場することを考慮すると、おおまかな予想では今シーズンもあと1,600得点を挙げられます。

その後、彼がどうなっていくのか考えてみましょう。

ハーデンは常に、大きな負傷の心配がないにも関わらず、3ポイントシュートが打てて、リムへ攻め込むこともできる選手です。

そのため、今後4~5シーズンも似たようなペースで得点を重ねていったとしても、不思議ではありません。

控えめに言って、シーズン平均77試合に出場し、平均32得点を記録すると仮定すれば、5シーズンで約12,300得点を挙げ、35歳までに約33,000得点を記録すると考えられます。

過去に通算33,000得点に到達した選手は、カリーム・アブドゥル・ジャバー(38,387得点)と、カール・マローン(36,928得点)、コービー・ブライアント(33,643得点)、レブロン・ジェームズ(33,482得点)の4人しかいません。

そして、現役選手で通算33,000得点に到達するペースで進んでいるのは、ケビン・デュラントくらいですが、彼ははアキレス腱断裂のため不透明な状況となっています。

35歳を迎えた後、ハーデンがどれだけ得点を重ねられるか予想するのは、より困難になります。

なぜなら、35歳を迎えても高いレベルでプレイし続ける選手はほとんど居らず、ハーデンがいつまでプレイを続けたいのかも分からないからです。

そのため、いくつかの想定外が起こる可能性は考慮しておくべきですが、それでも一気に崖から落ちるようなこと(先述したような大きな怪我など)が考えられないのは、ハーデンにとって一つの利点となるでしょう。

ただ、キャリアを終えるまでに何が起ころうとも、ハーデンが通算得点ランキングで上位5人の中に入るのは確実的です。

現在の歴代5位はマイケル・ジョーダンの通算32,292得点ですが、ハーデンが彼を抜き去るためには13,000得点も必要ありません。

ハーデンのペースとスキルであれば、通算得点ランキングでトップ5に入るどころか、さらに高みを目指すことさえも想像できるでしょう。

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