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最後にコートに送られた瞬間について語ったビンス・カーター「素晴らしかった」

新型コロナウイルスの影響でシーズンが無期限に中断されたため、アトランタ・ホークスのビンス・カーターはキャリア最後の試合を終えてしまったのかもしれません。

ただ、彼は(今のところ)最後にコートに立った瞬間を忘れることはないでしょう。



3月11日(日本時間12日)に行われたニューヨーク・ニックス戦の延長残り19.5秒、ホークスが7点ビハインドと勝敗もほぼ決した状況で、カーターはコートに送り込まれました。

The Ringer』との最近のインタビューの中で、カーターはその瞬間にホームの観客たちが歓声を上げていたことに、感動したと語っています。

「僕はコーチ(ロイド・ピアースHC)とアイコンタクトを取って、彼が”行け、行け”というように伝えてきた。コートに立った時は素晴らしい感覚だったよ」

そしてカーターはチームメイトからパスを受けると、フリーの状況で3ポイントシュートを沈めてみせました。

カーターはニックス戦が最後の試合で、3ポイントシュートが最後のシュートとなった可能性があることについて、次のように語りました。

「最後の試合で、最後のショットを打ったとしても、僕は最後のショットを決めることができた。それはクールなことだし、自分のキャリアと結果にも満足しているよ。」

とはいえ、カーターのキャリア22年目がシーズン中断という形で終わるのは、できることならば誰もが避けたいシナリオでしょう。

NBAで22年間プレイを続けたのは歴史上でカーターしか居らず、出場試合数は歴代3位(1,541試合)、3ポイントシュート成功数は歴代6位(2,290本)、得点は歴代19位(25,728得点)を記録してきた紛うことなきレジェンドです。

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