フェニックス・サンズは、今年のドラフトでプレイメイカー、ディフェンダー、シューターとして機能する選手を探していると、『The Athletic』のジーナ・ミゼル記者が伝えています。
サンズは過去3年間ウェスタン・カンファレンスの最下位で足掻き続けながらも、今シーズンは65試合が終わった時点で過去4年間よりも良い成績を残しているだけに、ステップアップのためにオフシーズンの動きが重要となるのは間違いないでしょう。
ミゼル記者によれば、サンズのジェームス・ジョーンズGMは今年のドラフトについて「チームに適合し、我々がしようとしていることを体現できる選手を探し出す」と語りました。
「徹底的に調べる機会があるだけでも、このドラフトにはワクワクしている。スター性やマーケティング力、魅力的な名前が無いということで、今年のドラフトに乗り気でない人が居ることも理解している。しかし、優れたバスケットボール選手はたくさん居るから、それを探し求めるだけだ」
ジョーンズGMは、今のサンズのロスターにも満足していると付け加えました。
「私はチームが大好きだ。継続的に改善していくために必要なものは全て揃っている」
現在のモックドラフトでサンズの指名は全体10位となっており、全体1位指名権の獲得率は3.0%となっています。
また、サンズの最近の話題としてはデビン・ブッカーのポイントガード起用があり、これが選手の指名にどう影響するかも注目でしょう。
サンズのモンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは、ブッカーのポイントガード起用について次のように語っていました。
「彼はキャリアの中で、一貫した正しいプレイをしているところだ。私の考えでは、彼がボールハンドラーとして1試合につき10~12分、もしくはそれ以上の時間をかけて、チームにどのような影響が出るのか見ていきたい」