歴代最長となる22年間のキャリアを過ごしたアトランタ・ホークスのビンス・カーターは、キャリア終盤にも競争力のあるチームからオファーが提示されていたようです。
しかし、彼は最後の3年間をサクラメント・キングスや、アトランタ・ホークスといったプレイオフ出場が叶わなかったチームで過ごすことに決めました。
『SI.com』のクリス・マニックス記者とのインタビューで、カーターはキャリア終盤に競争力のあるチームへ移籍しなかった理由について明かしています。
「(競争力のあるチームから)いくつかのオファーはあった。だけど、彼らは”出場時間は無いが、知恵でチームを助けてくれ”と言っていたんだ。それは僕が望んでいなかったこと。単純にプレイがしたかっただけなんだ。知恵を貸すことで素晴らしいメンターにはなれたけど、言葉よりも姿で見せた方がいいこともある」
カーターはキングスとホークスで過ごした3年間で通算194試合、平均16.7分に出場しました。
カーターはまた、シーズンが中断された後に引退について考え直したことはないかという質問に対し、ダーク・ノビツキーや、故コービー・ブライアントから引退後の生活を楽しんでいると聞かされていたため、懸念は無かったと言っています。
[kanren postid="18361,18451"]「心強かった。励みになったよ。彼らは僕が話を聞きたい人たちでもあったからね」