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リーグ進化の研究に力を注ぐトム・シボドー

トム・シボドーは2018-19シーズンの途中にミネソタ・ティンバーウルブズのヘッドコーチを解任されて以降、様々なチームを訪問して現代NBAの進化を研究しているようです。



『ESPN』の「First Take」に出演したシボドーは、ロードマネジメントと最新のスポーツ科学を組み合わせる方法を模索していると語りました。

「私はこの1年間で様々なチームを訪問し、目の当たりにしてきたが、おそらくこの3~4年間で(今のバスケットボールのように)進化してきたと言える。ロードマネジメントをしたり、スポーツ科学者を雇ったり、若い選手の練習量を増やしたり、ベテラン選手の練習量を減らしたり、次の試合に備えてやるべきことをしている。

要するに、その場にある全てのリソースの使い方や管理方法を理解することが重要になってきていると思う。選手のケアや健康など、そういったことが優先されるんだ。重要なこととして、プレイオフで成功するために何が必要なのかということだと思う」

シボドーがヘッドコーチ時代に、激しい練習量や選手のプレイ時間の長さで批判を浴びてきたことを考えると、彼が今やっていることは興味深いと言えるでしょう。

もしシボドーがヘッドコーチ職に復帰した場合、これらの研究が活かされる可能性も期待できます。

そうした中で、シボドーはニューヨーク・ニックスやブルックリン・ネッツ、ヒューストン・ロケッツの次期ヘッドコーチ候補として挙げられていますが、彼は「ただの噂にすぎない」と語りました。

「この時期は全てが保留の状態になっている。従来であれば(ヘッドコーチ職の)空きはあるが、今は空きが無い。だから、どんな仕事ができるか推測したくはないんだ」

シボドーは2010年から2015年にかけてシカゴ・ブルズの、2016年から2019年にかけてウルブズのヘッドコーチを務め、通算352勝246敗を記録しています。

ブルズ時代には就任1年目で年間最優秀コーチ賞を受賞したほか、ウルブズ時代には2017-18シーズンにフランチャイズ史上14年ぶりとなるプレイオフ進出を果たしました。

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