ドラフトで1巡目指名を受けた選手は、基本的に4年目の契約が始まる直前のモラトリアム期間から、その年のレギュラーシーズンが開幕する前日までに、ルーキー契約を延長することができます。
2020年の場合は、2017年にドラフト1巡目指名を受けた選手がルーキー契約に延長する資格を持っており、彼らは2020-21レギュラーシーズンが開幕する前日までにチームと契約延長の交渉ができるということです。
ルーキー契約を延長する選手は最大4~5年(特定選手のみ5年契約が可能)の新たな契約を結ぶことができ、この契約は2021-22シーズンから開始されます。
ルーキー契約を延長しない場合は、2021年のオフシーズンにクオリファイングオファーによって制限付きフリーエージェントとなるか、そのまま無制限フリーエージェントとなります。
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「無制限フリーエージェント」と「制限付きフリーエージェント」【NBA用語解説】
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2020年にルーキー契約の延長資格を持つ選手は以下の通りです。
- バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)
- ジャレット・アレン(ブルックリン・ネッツ)
- OG・アヌノビー(トロント・ラプターズ)
- ロンゾ・ボール(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
- トニー・ブラッドリー(ユタ・ジャズ)
- ジョン・コリンズ(アトランタ・ホークス)
- ザック・コリンズ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
- テレンス・ファーガソン(オクラホマシティ・サンダー)
- ディアロン・フォックス(サクラメント・キングス)
- マーケル・フルツ(オーランド・マジック)
- ジョシュ・ハート(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
- ジョナサン・アイザック(オーランド・マジック)
- ジャスティン・ジャクソン(ダラス・マーベリックス)
- ルーク・ケナード(デトロイト・ピストンズ)
- カイル・クーズマ(ロサンゼルス・レイカーズ)
- TJ・リーフ(インディアナ・ペイサーズ)
- ラウリ・マルッカネン(シカゴ・ブルズ)
- ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)
- マリーク・モンク(シャーロット・ホーネッツ)
- フランク・ニリキナ(ニューヨーク・ニックス)
- デニス・スミスJr.(ニューヨーク・ニックス)
- ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
- デリック・ホワイト(サンアントニオ・スパーズ)
- DJ・ウィルソン(ミルウォーキー・バックス)
2020年のオールスターに選出されたバム・アデバヨ、ドノバン・ミッチェル、ジェイソン・テイタムはもちろんのこと、チームの主力として将来が有望なロンゾ・ボール、ジョン・コリンズ、ディアロン・フォックス、ラウリ・マルッカネン、マーケル・フルツといった選手にも注目していきたいところです。
参考までに、昨シーズンにルーキー契約の延長を結んだ9選手は以下の通りです。
- ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers):5年1億6,820万ドル
- ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ):5年1億6,820万ドル
- パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ):4年1億2,992万ドル
- ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス):4年1億300万ドル
- バディ・ヒールド(サクラメント・キングス):4年8,600万ドル
- ドマンタス・サボニス(インディアナ・ペイサーズ):4年7,490万ドル
- デジャンテ・マレー(サンアントニオ・スパーズ):4年6,400万ドル
- キャリス・ルバート(ブルックリン・ネッツ):3年5,250万ドル
- トーリアン・プリンス(ブルックリン・ネッツ):2年2,530万ドル
【投票】
- ジェイソン・テイタム 42%, 140 票140 票 42%140 票 - 42%
- ドノバン・ミッチェル 33%, 110 票110 票 33%110 票 - 33%
- バム・アデバヨ 15%, 50 票50 票 15%50 票 - 15%
- ディアロン・フォックス 7%, 22 票22 票 7%22 票 - 7%
- ロンゾ・ボール 1%, 3 票3 票 1%3 票 - 1%
- ラウリ・マルッカネン 1%, 3 票3 票 1%3 票 - 1%
- ジョン・コリンズ 0%, 1 票1 票1 票 - 0%
- マーケル・フルツ 0%, 1 票1 票1 票 - 0%
- その他 0%, 0 票0 票0 票 - 0%