マイケル・ジョーダンを主演としてバスケットボールをファンタジーやコメディと融合させ、1997年に公開された映画『スペース・ジャム』の続編が、『スペース・ジャム:ア・ニュー・レガシー』というタイトルになることが、日本時間の今月始めに明らかになりました。
『スペース・ジャム:ア・ニュー・レガシー』の主演はロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズで、その他にも彼の親友であるクリス・ポールや、チームメイトのアンソニー・デイビス、カイル・クーズマも出演します。
しかし一方で、同じくレイカーズでプレイするアレックス・カルーソは、同作品に出演しないことを『ESPN』のザック・ロウ記者に語っています。
カルーソの今シーズンの人気ぶりを見れば、彼がハリウッドデビューすることに期待を寄せていた人々は少なからずいたでしょう。
事実、今年のオールスター投票ではポール(505,901票)とクーズマ(446,095票)の合計を上回る票数を、カルーソ(1,284,932票)は獲得しています。
彼が出演しないことには、次のような理由が考えられるかもしれません。
同作品の公開は2021年予定ですが、撮影の大半は2019年の夏に終わっていました。
2018-19シーズンの時点からカルーソの存在は徐々に知られていましたが、彼はそのシーズンで25試合しか出場しておらず、人気が爆発したのは今シーズン(2019-20シーズン)です。
当時のカルーソは2way契約を結んでいた選手でもあっただけに、ジェームズや映画のプロデューサーたちは彼がどれだけ印象深い選手になるか、まだ予想できなかったのでしょう。
そしてオフシーズンまで選手は映画の撮影に参加できないため、今年の夏は多少のチャンスがあったのかもしれませんが、それも新型コロナウイルスの影響で期待できそうにありません。
熱狂的なカルーソのファンには気の毒ですが、彼の演技を観られるのはしばらく先になりそうです。