7月31日のオーランドでの2019-20シーズン再開に向けて、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは準備を進めています。
『NBA.com』のローレン・ローゼン記者とのインタビューに応じたエンビードは、シーズン再開への意気込みについて次のように語りました。
「僕たちは過去4週間に渡って、週に6回の練習をしてきた。先手を打って、何が起きても良いようにしてきたんだ。僕には証明すべきことがある。その機会があるたびに、自分の出番になると感じている」
エンビードは2月26日(日本時間27日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で左肩を負傷しましたが、3月11日(同12日)のデトロイト・ピストンズ戦で復帰を果たし、27分間で30得点、14リバウンドの活躍を見せています。
しかし、同日にユタ・ジャズのルディ・ゴベアに新型コロナウイルスの陽性反応が出てシーズンが中断されたため、エンビードは復帰後に1試合しか出場していません。
時に自チームのファンとも小さな確執を起こすエンビードにとっては、早くシーズンを再開して自身の才能を発揮したいと感じているでしょう。
さらにエンビードは、シーズン中断前にチームが良い状態になり始めていたと付け加えました。
「シーズンが中断される前には、良い方向に進んでいるように感じた。特にオールスター後に、自分の考え方が大きく変わったんだ。シーズン序盤は自分の基準に達していなかったけど、以降は全てを変えて、見せつけてやるという方向に進んでいた」
今シーズンのエンビードは44試合で平均23.4得点、11.8リバウンド、1.3ブロックを記録しています。
開幕前にイースタン・カンファレンスの優勝候補の一つと見られながら、現時点でイースト6位に甘んじているチームの状況を、エンビードがどのように打破できるか注目です。