ユタ・ジャズのエド・デイビスは常に”Black Lives Matter”の活動を支持してきましたが、カイリー・アービングやドワイト・ハワードらとは異なる考え方を持っています。
デイビスはNBAのシーズンを再開させることが、白人社会と黒人社会の格差を縮めることに役立つと考えているためです。
デイビスは『HoopsHype』のアレック・ケネディ記者とのインタビューの中で、アービングやハワードらのシーズン再開を取り消したほうがいいのではないかという主張に疑問を呈しました。
「カイリーのような人間が(社会改革のために)全てを捧げると言うのは簡単だが、本当に全てを捧げてくれるのだろうか?アトランタに2,000万ドルの豪邸を持つドワイト・ハワードなら、プレイする必要が無いと言うのは簡単さ。だけど、お金を必要としている人だっているんだ」
さらにデイビスは、今シーズンを再開させないことがリーグの将来にも悪影響を及ぼすと主張しました。
今シーズンを再開させない場合、リーグは不可抗力条項によって現在の団体交渉協定を破棄することができ、これによって来シーズンのロックアウトに繋がる可能性が出てきます。
「プレイしなければ、来シーズンにプレイできなくなる可能性があると思っている。リーグを救うためにも、僕たちの後に続く全ての人々のためにも、僕たちはプレイしなければならない」
「僕はキャリアも後半に入っているからお金の問題は無いけど、将来の選手には問題だ。ドノバン・ミッチェルのような選手は1億6,000万ドル相当の契約を考えているかもしれないが、サラリーキャップの上限が下がれば9,000万ドルしか保証されないかもしれない」