デンバー・ナゲッツのマイケル・マローン・ヘッドコーチは新型コロナウイルスに感染し、自分でも知らないうちに回復していたようです。
『Denver's CBS4』とのインタビューの中で、マローンHCは次のようにコメントしました。
「私は新型コロナウイルスに感染し、ウイルスに打ち勝ったと言いたいね」
マローンはいつ頃に新型コロナウイルスに感染し、それをどのようにして知ったのかという詳細を付け加えています。
「3月20日頃に体調が悪くなり、検査を受けられるかチームの医師に連絡した。残念ながら、当時は利用可能な検査が無かったよ。だから、感染している事実は後から知ったんだ。5月末頃に抗体検査を受け、当然だけどチームの医師から陽性反応が出たと言われたね」
ナゲッツの発表によれば、組織内で新型コロナウイルスの感染が発覚したのはマローンHCだけではなく、別のスタッフも3月16日に新型コロナウイルスの症状が確認され、その3日後に陽性反応が出ていました。
とはいえ、何事もなく快方に向かったのは不幸中の幸いだったと言えるでしょう。
マローンHCはまた、シーズンを再開させるにあたってナゲッツの課題についても語っています。
「最大の課題の一つは、中断期間を経た中で素早く団結できるかということ。2つ目の課題は精神的なもの。家族も、友人も、ファンも居ない中でプレイすることになる。チームの課題は(プレイオフで)生き残ることではなく、成長することだ」
現時点でナゲッツは43勝22敗でウェスタン・カンファレンス3位につけており、既にプレイオフ進出が確定しています。
昨年は第2シードでプレイオフに進出しながらも、カンファレンス準決勝でポートランド・トレイルブレイザーズに敗れる悔しい結果に終わっただけに、今年は成長を感じられるプレイオフにしたいところです。